スーツサット(宇宙服衛星)

 

ページ番号1005771  更新日 平成29年3月8日 印刷 

写真:NASAテレビ          録音した子ども
NASAテレビ          録音した子ども

2006年2月4日午前8時2分(日本時間)、国際宇宙ステーション(ISS)から無人宇宙服が、ロシアのトカレフ宇宙飛行士らの手によって地球を回る軌道に投入されました。
この宇宙服には無線機が取り付けられ、世界6つの国や地域の子ども達のメッセージ(各20秒)が、無線を通して音声として全世界に流れます。
日本では、入間市児童センター無線クラブ・無線教室・天文クラブの小中高3人の子どもが2005年5月下旬、当館プラネタリウム室で日本語によるメッセージを録音しました。
『世界の皆さんこんにちは、(中略)いつの日か、僕たち子どもでも宇宙に行ける日を楽しみにしています。(後略)』

2月4日(土曜日)ISSより船外活動開始をNASA-TVで確認。
入間市児童センターでは無線機が取り付けられた宇宙服が日本上空を通過する、午前10時40分と5日(日曜日)午前9時30分を中心に前後5回、無線傍受を試みました。その結果、とても微弱ながら“SSTVの信号音”を受信することはできましたが、音声メッセージを聴くことはできませんでした。
この点について、米航空宇宙局(NASA)は3日夜、「送信が停止した」と発表。
一方、米アマチュア無線連盟(ARRL)は5日、「信号は弱くて受信が非常に困難だが、絶えてはいない」との見解を示しました。また、ARISSの代表者のフランク・バウアー氏(KA3HDO)は、SuitSat-1の送信動作不良の原因は、次の3点が考えられると語っています。

  1. バッテリーの凍結
  2. 何らかの原因で、無線機の出力が出ていない(無線機の故障)
  3. アンテナの接続不良

以上のような結果となりましたが、「アマチュア無線機で受信できるので世界の子ども達に聞いてほしい」(NASA)という願いをこれからも、この夢に向かって挑戦していきたいと思います。

追記1
2月8日午前9時9分、関東上空を北西から南東へ移動する宇宙服衛星を追尾した結果、宇宙服衛星より送信開始を告げる女性の音声の一部(SuitSat VOICE-ID)を確認することに成功しました。

よくある質問

NASA提供

  1. 宇宙服衛星とは?
    使用期限が切れた宇宙服を国際宇宙ステーションから放出します。
    この宇宙服には無線送信機の他、世界の子ども達の絵画や記念写真など約300点の画像を記録したCDが収納されています。
    今後、宇宙服衛星の第2、第3号があるかもしれません。
  2. 無線を聴くことによって?
    今回の周波数は145.99メガヘルツのFM波が受信可能な無線機やトランシーバを使い宇宙服衛星が上空を通過するときに聴くことができます。
    受信したメッセージの中にスペシャル・ワード(日本語でいう「合言葉)」)が吹き込まれています。
    ARISS-JAPANによると、受信に成功し受信報告書を提出していただいた方に記念QSLカードを発行します。
    (詳しくは、日本アマチュア無線連盟の宇宙服衛星関連ページをご覧下さい。)
写真:受信記念証
受信記念証

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