HPV(子宮頸がん予防)ワクチン予防接種について
HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの定期接種について
HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの予防接種は、小学6年生から高校1年生相当の女子を対象として実施する予防接種(定期接種)です。
HPVワクチンは、長期にわたり接種の積極的勧奨が差し控えられていましたが、厚生労働省による第72回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会および令和3年度第22回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会において、HPVワクチンの積極的勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当とされたため、令和4年度から、積極的勧奨を再開いたします。
対象の方には、順次、勧奨通知と予診票をお送りしています。
令和4年度に中学校3年生、高校1年生相当の年齢の方には、3月28日に通知を発送しました。
令和4年度に小学校6年生から中学校2年生の年齢の方には、5月30日に通知を発送しました。
接種される際は、市内指定医療機関又は県内協力医療機関へ事前に予約のうえ、予診票と母子健康手帳を持参し、接種してください。
法定接種年齢
12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女子
対象者 | 生年月日 |
---|---|
小学6年生相当 | 平成22年4月2日生まれ~平成23年4月1日生まれ |
中学1年生相当 | 平成21年4月2日生まれ~平成22年4月1日生まれ |
中学2年生相当 | 平成20年4月2日生まれ~平成21年4月1日生まれ |
中学3年生相当 | 平成19年4月2日生まれ~平成20年4月1日生まれ |
高校1年生相当 | 平成18年4月2日生まれ~平成19年4月1日生まれ |
【標準的な接種期間は、中学1年生相当の間です。】
接種間隔と回数
サーバリックス(二価ワクチン)とガーダシル(四価ワクチン)の2つのワクチンがあります。ワクチンごとに接種間隔が異なりますので、ご注意ください。
接種にあたっては、いずれか一方の同じワクチンを3回続けて接種しなくてはなりません。途中で変更ができませんので、ご注意ください。
ワクチンの種類 | 1回目 | 2回目 | 3回目 |
---|---|---|---|
サーバリックス | 初回 | 1か月後 | 1回目から6か月後 |
ガーダシル | 初回 | 2か月後 | 1回目から6か月後 |
※なお、上記の接種間隔は標準的な接種方法です。
サーバリックスの2回目は1回目から1か月以上の間隔をおけば接種できます。3回目は1回目から5か月以上かつ2回目から2か月半以上の間隔をおけば接種できます。
ガーダシルの2回目は1回目から1か月以上の間隔をおけば接種できます。3回目は2回目から3か月以上の間隔をおけば接種できます。
新型コロナウイルスワクチンを接種した場合は、接種から週間以上他のワクチンの接種ができません。
新型コロナウイルスワクチンの1回目と2回目は接種間隔が短いので、同時期に接種するとHPVワクチンの接種間隔を維持できないことがあります。注意してください
その他、詳しくは接種医または地域保健課にご相談ください。
接種場所
市内指定医療機関(「市内指定医療機関一覧」PDFファイル参照)または県内協力医療機関(ご不明な点は地域保健課までご連絡ください)です。
予約が必要となる場合がありますので、あらかじめ医療機関に直接確認してください。
※市内指定医療機関一覧は、保健情報誌「健康いるま」にも掲載しています。
持ち物
母子健康手帳(または子宮頸がん予防ワクチン接種記録票)と予診票です。
1 母子健康手帳
接種履歴の確認のため、必ず持参してください。
紛失等した場合は、母子健康手帳の代わりとなる「予防接種個人台帳」を発行しますので、健康福祉センター窓口へお越しください。
2 予診票
接種を希望される方に予診票を発行します。
地域保健課にご連絡ください。
県内協力医等で接種を希望される場合は、地域保健課にご連絡ください。
○接種にあたっては、原則として、保護者の同伴が必要です。例外として同伴しない場合は、あらかじめ予診票を入手して、説明書を読み保護者同意欄に署名しておくことが必要となります。ご注意ください。
子宮頸がん予防ワクチンQ&A
Q1:「サーバリックス」と「ガーダシル」のどちらを選べばいいのでしょうか?
A1:「サーバリックス」と「ガーダシル」はいずれも子宮頸がんの予防効果があります。医療機関で相談し、接種できるほうを接種してください。
Q2:「サーバリックス」を1回接種しましたが、2回目以降に「ガーダシル」を接種することができますか?
A2:「サーバリックス」と「ガーダシル」はいずれも同じワクチンを3回続けて接種することになっています。1回目に「サーバリックス」を接種した方は、2回目以降も引き続き「サーバリックス」を接種してください。1回目に「ガーダシル」を接種した方は、2回目以降も引き続き「ガーダシル」を接種してください。
Q3:「サーバリックス」と「ガーダシル」の接種方法は同じですか?
A3:いずれも3回の接種が必要ですが、接種の間隔が異なっています。標準的な接種方法の場合、「サーバリックス」は初回接種から1か月後、6か月後に接種します。「ガーダシル」は初回接種から2か月後、6か月後に接種します。
キャッチアップ接種
HPVワクチンの積極的勧奨を差し控えていた期間に定期予防接種の対象であった、平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの女子で、HPVワクチンの3回の接種を完了していない方向けにキャッチアップ接種を実施します。
詳細は、次のページをご参照ください。
医療従事者の方へ
医療従事者の方向けに、情報提供しています。
リーフレットや厚生労働省による情報提供をご確認いただき、接種にご協力をお願いします。
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
健康推進部 地域保健課
〒358-0013 埼玉県入間市上藤沢730-1
電話番号:04-2966-5513 ファクス:04-2966-5514
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。