DVとは

 

ページ番号1013685  更新日 令和3年11月1日 印刷 

DV(ドメスティック・バイオレンス)とは

 DVという用語について明確な定義はありませんが、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(DV防止法)では配偶者からの暴力を「夫婦や内縁関係など親密な間柄で行われる暴力」と定義しています。以前は夫・パートナーからの暴力は私的なことであると片付けられてきましたが、これは深刻な人権侵害であり、犯罪にあたる行為であることが法的にもはっきりと明示されています。

 DVに関する相談先は、「DVについて」をご覧ください。

DVと夫婦(恋人)喧嘩は何が違うの?

 DVの本質はパートナーの間での「力」の不均等を背景として、より力のある側が、その力を暴力という不当な形で使用することで相手をコントロールしようとする点にあります。
 つまり、DVと夫婦喧嘩の大きな違いは、お互いの関係性にあります。強者が弱者を押さえつけコントロールする支配関係にある場合相手に恐怖を感じている場合、ふたりは対等な立場になく、そうした中で起きる暴力はDVとなりえます。

暴力の種類

 暴力には様々な形態があり、単独で起きることもありますが、多くは何種類からの暴力が重なっておきています。

身体的暴力

殴る、蹴る、髪を引っ張る、刃物を突き付ける、など
精神的暴力
大声で怒鳴る、長時間無視する、行動を監視する、殴るそぶりをする、など
性的暴力
嫌がっているのに性行為を強要する、避妊に協力しない、中絶を強要する、など
経済的暴力
生活費を渡さない、外で働かせない、仕事を辞めさせる、など

暴力の特徴

なぜ逃げることができない?

恐怖感
逃げたら殺される、という思いから逃げられない
無力感
暴力を振るわれ続けたことで、助けてくれる人は誰もいない、という無気力状態に陥る
複雑な心理
暴力をふるうのは私のことを愛しているから、いつかは変わってくれる、との思いから被害者であることを自覚するのが困難になる
経済的問題
避難後の収入が見込めない場合、今後の生活を考え逃げることに踏み切れない
子どもの問題
子どもの安全や就学が気にかかる
失うもの
仕事やこれまで築いてきた人間関係

などの様々な理由により逃げることが難しい場合が多くあります。

被害者・子どもに与える影響

 被害者は暴力により身体的なケガを負うだけでなく、PTSDに陥るなど、精神的な影響を受けることもあります。また、避難しても新たな環境で一から生活していくことは、身体的にも精神的にも負担が大きいことは想像に難くありません。
 子どもは暴力を目撃したことで様々な心身の症状が表れることがあります。児童虐待の防止等に関する法律では子の面前でのDVは子どもに対する虐待とされています。暴力を目撃しながら育った子どもは、自分が育った家庭での人間関係のパターンから、感情表現や問題解決の手段として暴力を用いることを学習することもあります。

加害者のタイプ

 加害者については一定のタイプはなく、年齢、学歴、職種、年収に関係がないといわれます。人当たりが良く、社会的信用もあり、周囲の人からは「家で暴力を振るっているとは想像できない」と思われている人もいます。
 加害者の中には、家庭の中でのみ暴力を振るう人もいますが、普段から誰に対しても暴力的で、見知らぬ人に対しても言いがかりをつけて暴力を振るう人もいます。また、アルコール依存や薬物依存、精神障害等が関連して暴力を振るっていると考えられる人もいます。被害者の多くは女性です。加害者が暴力を振るう理由は様々あると考えられますが、その背景には社会における男尊女卑の考え方の残存があると言われています。

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