入間市が学習フィールドになった事例を紹介します
市外の大学や学生が、入間市のまちづくりに興味を持ち、学習フィールドになった事例を紹介します。
東洋大学理工学部建築学科のまちづくり演習のテーマ
令和5年度に、東洋大学理工学部建築学科の授業「総合設計演習」および「まちづくり計画演習」の検討テーマに、入間市のまちづくりを取り上げていただきました。
東洋大学4年生の演習
東洋大学理工学部建築学科の授業「総合設計演習」の検討テーマに入間市駅前側留保地を取り上げていただきました。また、丸広百貨店入間店1階エントランスホールにおいて、学生の成果を展示する作品展示会(ソーシャルデザイン展)が開催されました。


東洋大学プレス(東洋大学理工学部建築学科が作品展示会(ソーシャルデザイン展)を開催)
東洋大学3年生の演習
入間市の特徴と課題をふまえ、多様な担い手との連携やSDGsなどの社会課題やニーズを取り込んだまちづくり計画の提案を行う演習です。建築学科の3年生が、入間市都市計画を参考にしたり、実際に入間市の現地調査を行いながら取り組みました。


武蔵野美術大学造形学部建築学科の学生が卒業制作を作成
令和5年度、武蔵野美術大学の4年生が、入間市のまちづくりを興味を持ち、入間市を卒業制作の舞台に選んでくれました。
制作者のコメント
「いるまこども万"博"(park) ~子どもと地域の文化拠点をめざして~」をテーマに、これからの時代のあるべきまちの姿を、大学生活の集大成である卒業制作として提案させていただきました。
入間市には、市出身の杉山勝彦さんが"いるまの子どもに贈る歌"として制作された「どこから来たの?」や、宮岡太郎さんが市を舞台に子どもたちを主人公として描いた「ラストサマーウォーズ」などの子どもたちを中心としたコンテンツが有り、それが市全体へと響き渡り市の文化となってきていると私は感じていました。そして私も「子どもたちのために全力な大人が多い入間市で、私がまちづくりの観点で子どもたちのため、入間市の未来のためにできることはないか」といった想いから、敷地を入間市と設定し制作を進めていきました。
大学で建築を学びながら、保育士として保育園での勤務もしている私だからこその着眼点を投影し、「子どもの発達とこれからの時代のまちづくり」についての研究を夏までに行いました。
そこから結論づけた"未来のまちの姿"を形として表現し始め、実際に入間市の方々や杉島市長にインタビューを行ったりする機会を設けていただきながら、入間市への理解を深めていき、必要としている機能やまちの形を具体的に落とし込んで行きました。
私が制作したこのまちの形や想いが、いつか実現し、子どもを始めとした入間市の方々が皆、楽しく笑顔で過ごすことのできる場所となり、その輪が市全体へ広がっていくことを願っています。
田中 綾


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更新日:2024年03月29日