姉妹都市 ヴォルフラーツハウゼン市の紹介

更新日:2023年03月31日

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姉妹都市提携の経緯

姉妹都市提携年月日 昭和62年(1987年)10月14日

白い背景に、黒い線で盾の形を象った枠の中に、黒い狼が両手と赤い舌を前に出したシルエットが描かれた紋章

 入間市は、市制施行20周年記念事業の一環として、海外の都市との姉妹都市提携を検討していました。

 そこで、市内にある武蔵野音楽大学と親交のあるミュンヘン音楽大学のツィルヒ教授に数ヶ所の候補を挙げて貰い、その中でも、同教授に「最も相応しい都市」と推奨された、ドイツ連邦共和国ヴォルフラーツハウゼン市との提携に取組むこととなりました。

 両市は東アジアと西欧とに遠く離れて位置しており、ヴォルフラーツハウゼン市人口は当市の8分の1程度と大きな差がありました。しかし、共に東京とミュンヘンという大都市の近郊都市であり、類似した河川が流れ、共に音楽ホールを有するなど共通点も多く、姉妹都市提携を妨げるものはありませんでした。何より、ヴォルフラーツハウゼン市は当市の目指す「香り豊かな緑の文化都市」のイメージに相応しい都市でした。

 そして、昭和61年5月に入間市長一行がヴォルフラーツハウゼン市を訪問して提携を申し入れ、昭和62年10月14日、「友好条約」に調印しました。

ヴォルフラーツハウゼン市はこんな街

両サイドと下に薄い茶色の領域、上に海を表した水色の領域、中央に緑色の領域が描かれ、その緑色の領域内の中央に青文字で「ドイツ連邦共和国」、一番上に「ハンブルグ」、右上に「ベルリン」、左中央に「ボン」、その少し右下に「フランクフルト」、右下に「ハンブルグ」、その下に赤文字で「ヴォルフラーツハウゼン」と記載された地図のイラスト

ヴォルフラーツハウゼン市(Stadt Wolfratshausen)

位置

ミュンヘンの南約30キロメートル  ミュンヘンより電車で約50分車で約40分

面積

約8.74キロ平方メートル(豊岡地区程) 標高約600メートル

人口

約18,500人

行政区分

バイエルン州 州都ミュンヘン、人口約130万人のバード・テルツ=ヴォルフラーツハウゼン郡

市への昇格

1961年

姉妹都市

1970年フランス・バルブジユー市、1972年イタリア・マンザノ市、1987年日本・入間市、2001年ウクライナ・ブロディ市

文化

オーバーランドにおける中心地を自称、2003年千年祭を開催

産業

軽工業、手工業、卸売業、小売業、飲食業、その他 ミュンヘンへの通勤者も多い。

観光

各種のスポーツ施設、自然美、筏下り

各種施設

学校、幼稚園・保育所、教会、郷土博物館、図書館など

市ゆかりの著名人

リルケ(Rilke)、ワーグナー(Wagner)、ゲーテ(Goethe)

歴史

中世ヨーロッパにおける内陸のローマ街道の交易都市として発展した。1003年の宮廷文書の中には既に「ヴォルーラーデスフズム(Wolueradeshusum)」という、現在のヴォルフラーツハウゼン市周辺の区域境界を示す表記がある。平成15年(2003年)には前記文書から1,000年を祝し、千年祭を行なった。

新たな交流拡大『シュタットベルケ』とは…

 シュタットベルケとは市町村が100%出資している事業者です。法的なステータスはさまざまであり、ヴォルフラーツハウゼン市が属するバイエルン州や、ミュンヘン、アウグスブルクなどの大~中都市では、(ドイツ型の)有限会社の形式をとっています。

バイエルン州外では、デュッセルドルフのように大企業型の株式会社もあります。いずれも活動範囲や利益配分などは法律によって制限されています。また、エネルギー分野がシュタットベルケに統合されずに、電気、ガスなど別々に動いている都市(ニュールンベルクなど)もあります。

ヴォルフラーツハウゼンの場合は、ほぼ直訳で「公法機関(施設)」(「営造物法人」と訳している研究者もいます)とよばれる法人組織です。中小の都市や町村レベルは、このステータスのものが多く見受けられます。

具体的な事業は、再生可能エネルギー電力、天然ガス、水道、下水を運営しています。

代表者(社長)は、管理評議会によって任命されます。役職上、評議会長は第一市長が勤め、残りの評議員9名は市議会によって任命されます。
 

眼鏡をかけて黒いワイシャツの上にベージュ色の背広を纏った男性が、室内の前で座りながら、壁に投影されたスライドを紹介している様子を斜め前から撮影した写真

平成30年度 姉妹都市交流 「シュタットベルケ事業説明会」

クラウス・ハイリングレヒナー第一市長より

シュタットベルケ事業についての講義が行われました。

ヴォルフラーツハウゼン市との交流

 両市では、文化、教育、スポーツ及び産業などにおいて多様な相互交流を行なってきています。1990年には姉妹都市交流を進める市民の会である姉妹都市交流委員会(現入間市国際交流協会)が設立され、両市での催し物等への相互参加、青少年の相互交流派遣事業等、様々な姉妹都市交流が行なわれています。

ウッド調の壁に「祝 姉妹都市提携25周年記念式典」と書かれたステージ看板とドイツ国旗が飾られ、その前に並んで座る両国の男女と、立って握手を交わす両国の男性を撮影した写真

24年度 ヴォルフラーツハウゼン市
姉妹都市提携25周年式典
記念プレートの交換

一番手前の足元に「祝 姉妹都市提携25周年記念式典」と書かれたステージ看板、一番奥に複数の提灯と大きな看板が飾られ、ステージ上で両国の男女が並んで拍手する中、中央に両国の男性が両手に記念プレートを掲げている様子を撮影した写真

平成24年度入間万燈まつり内
姉妹都市提携25周年記念イベント

一番手前の足元に「祝 姉妹都市提携25周年記念式典」と書かれたステージ看板、一番奥に複数の提灯と大きな看板が飾られ、ステージ上でドイツ人の男女が色とりどりの衣装をまとって踊っている様子を撮影した写真

平成24年度万燈まつり訪問団「世界のともだち広場」での民族ダンスの様子

庁舎内の正面玄関風除室内にある白い壁に、銀色の記念プレートが設置され、それを青い服を着た女性が両手に持ったカメラで撮影しようとしている写真

記念プレートは、市庁舎正面玄関風除室内壁面に展示してあります。

平成30年度 ヴォルフラーツハウゼン市万燈まつり訪問団の様子

簾でできた屋根と紅白の帯が巻かれた柱で構成されたステージの上で、青い法被を着たドイツ人の男性が「和」と書かれた紙を両手に掲げ、それを見ている複数のドイツ人と日本人が拍手している様子を撮影した写真
晴れた日に、下部に紅白の垂れ幕を備えた山車から、白く長い髪の毛をまとった白狐が首を出して、水色の法被を着たドイツ人の女性と触れ合っており、その状況を他のドイツ人が笑顔で見ている様子を撮影した写真
15人近くのドイツ人がステージに立ち、そのうちの一人が、マイクの前で話している様子を、正面から撮影した写真
奥に緑と白のイベントテントが見え、その手前絵ドイツ人の男女が手をつないで踊っている様子を撮影した写真
奥に高くそびえる木が見え、その手前の道路を、水色の法被を着たドイツ人と日本人が、上部の周囲にいくつもの提灯を備えた背の高い神輿を担いで、笑顔で笑顔で練り歩いている様子を撮影した写真
緑と白のイベントテントの下で、緑や水色の法被を着たドイツ人と日本人が、テーブルの上に設置されたビールサーバについて話している様子を撮影した写真
私服姿のドイツ人4名以上が、歩道を歩いている様子を、正面から撮影した写真
白い壁の室内で、片手に閉じたセンスを持ち、赤やオレンジを基調とし色とりどりの色から成る着物を着たドイツ人の女性と、水色の羽織と灰色の袴を穿いたドイツ人の男性が、笑顔でポーズを取っている様子を撮影した写真
ドイツ人の男女が、室内で習字をしている様子を撮影した写真
4人のドイツ人の男女が、お店で品物を見ながら、2人の日本人と話している様子を撮影した写真
晴れた日に、ドイツ人が茶畑で、茶葉の状態を確認している写真
晴れた日に、茶畑が一望できる場所から、柵越しに4人のドイツ人が茶畑一帯を見学している写真

入間市国際交流協会

 入間市では姉妹都市交流を、国際理解の重要な柱として位置付けています。異なった文化や習慣を持つ人々との交流を通じてお互いの立場を理解し、認め合う心を育むことが、今必要とされています。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 地域振興課
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡1-16-1
電話番号:04-2964-1111(代表)
ファクス番号:04-2965-0232
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