平成28年(2016)
2016年(平成28年)も残りわずかとなりました。市制施行50周年を迎えた入間市では、さまざまな出来事がありました。その中から田中市長が選んだ10大ニュースをお知らせします。
(1)市制施行50周年記念式典 新たに2人を名誉市民に、功労者32人を表彰、5人、5団体に感謝状(11月)
(2)台風9号により床上床下浸水など市内で大きな被害が発生 初の避難勧告発令(8月)
(3)市制施行50周年記念事業「第38回入間万燈まつり」 祝賀花火の打ち上げ(10月)
(4)30年前のタイムカプセル開封 関係者ら約120人が参加。市制施行50周年記念式典、博物館アリットで収納品を展示(11月)
(5)市観光協会新観光大使キャラクターの名前「いるティー」発表(4月)
(6)市制施行50周年記念「第50回入間市駅伝競走大会」 茶畑コースに戻る。白バイの先導で実施 178チーム参加(12月)
(7)市制施行50周年記念事業「大相撲入間場所」 約2,500人来場(10月)
(8)市制施行50周年記念事業「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」 2,300人(ポイントレッスン400人)参加(7月)
(9)第22回わんぱく相撲入間大会 1,074人参加(6月)
(10)市制施行50周年記念事業「入間の第九」演奏会(12月)
埼玉県交通安全高齢者自転車大会 団体優勝
11月26日、鴻巣市立総合体育館で埼玉県第6回交通安全高齢者自転車大会が開催されました。この大会は、65歳以上の高齢者を対象とした自転車の安全利用に関する競技会で、学科試験・実技試験が行われました。
狭山警察署チームとして、狭山地方交通安全協会豊岡支部の3名が出場し、県内の39警察署が参加した団体の部で優勝しました。個人の部では117名の参加があり、豊岡支部の森 友和さんが準優勝となりました。
参加した皆さんは「大会では練習の成果が出せた」と優勝を喜んでいました。
入間の明るい未来へ~たすきをつなぐ~
12月18日、第50回入間市駅伝競走大会が開催されました。今年は入間市制施行50周年記念ということもあり、博物館アリット周辺の特設コースで行われ、170チーム、1020人の参加者が全長25kmのコースを走りました。
コースの沿道は多くの応援の人たちで賑わっていました。
お天気にも恵まれ、雪化粧をした富士山も選手の走りを見守っていました。
選手たちは入間市を代表する景観、広々とした茶畑の中を走り抜けます。市制施行を記念して始まった入間市駅伝大会。50回目となる記念すべき大会に力を出し切ったみなさんのさわやかな笑顔が印象的でした。
〈取材:市民カメラマン 川北由紀子さん〉
「自治会加入促進に関する協定」を締結しました
12月13日、市役所で入間市連合区長会・公益社団法人全日本不動産協会埼玉県本部所沢支部・入間市の3者による「自治会加入促進に関する協定」の締結式が行われました。
自治会は、いざというときに頼りになる、最も身近なコミュニティ組織です。入間市連合区長会と入間市は、より多くの市民のみなさんに自治会に加入していただきたいと活動していますが、単身世帯の増加や世帯の高齢化により、自治会加入世帯数は減少傾向にあります。
この協定は、入間市連合区長会が自治会加入促進チラシを作成し、全日本不動産協会埼玉県本部所沢支部の285社の会員事務所で、新規入居者や住宅購入者等に配布していただき、区・自治会への加入を促進していこうというものです。3者の協力のもとで自治会活動をますます活発なものとし、市民のみなさんがいつまでも住みつづけたいと感じるまちづくりを進めていきます。
溢れ出る情熱 ~入間の第九~
12月18日、市制施行50周年記念事業の最後を飾るイベント 「入間の第九」 が武蔵野音楽大学バッハザールで開催されました。
当日は、開演1時間以上前から会場入り口には行列ができ、10年ぶりの「入間の第九」の演奏会を、多くの市民が楽しみにしていたことがうかがえました。
田中市長の開会の挨拶、パイプオルガンの演奏と続き、徐々に会場が熱気に包まれました。
交響曲第9番、第4楽章「歓喜の歌」に至ると、ステージ上の総勢200人の演奏に観客も最高潮に達し、会場全体が市民の大きな希望と情熱で割れんばかりとなりました。
〈取材:市民カメラマン 黒田健治さん〉
かわいい笑顔が溢れるクリスマス会
12月12日、黒須公民館で「親子で楽しむクリスマス会」が開催され、35組の親子が参加しました。
音楽に合わせて体を動かすリトミックで楽しく遊んだり、タンバリンでクリスマスソングを楽しく歌ったり、クリスマスにちなんだお話を聞いたりしました。また、松ぼっくりを使った、クリスマスツリーづくりにも挑戦しました。
多くのスタッフの皆さんの協力により訪れた、少し早いクリスマス。子どもたちのかわいい笑顔が素敵でした。 小さなお子さんをお持ちのお母さん、お父さん、楽しいクリスマス会でしたね。
みなさんも機会がありましたら各公民館で行われている催しに参加されてはいかがですか。 新しいお友だちが身近にいるかもしれませんよ。
〈取材:市民カメラマン 高山康次さん〉
ちびっこもちつき
12月8日、二本木保育所でおもちつきが行われました。先生から臼や杵の説明があり、子どもたちは熱心に聞いていました。蒸しあがったもち米を臼のなかでていねいにこねた後、先生に続いて子どもたちのもちつきがスタート。
冬の青空の下、できたてのおもちに大きな歓声が響きわたりました。待ちにまった試食の時間。美味しいおもちに、子どもたちの笑顔があふれました。
〈取材:市民カメラマン 島田耕作さん〉
聴いて味わう 時空を超えるお茶の旅~富山県のバタバタ茶~
12月4日、入間市博物館アリットでは珍しいお茶の体験と国産第1号機の蓄音機でレコードを聴く体験を組み合わせたイベントがありました。博物館で定期的に行っている「日本各地のお茶体験」と、県内各地でアートを身近に感じてもらうイベントを実施するプロジェクト「あなたとどこでもアート」のコラボ企画です。
博物館ボランティア会お茶部会スタッフのみなさんによる「バタバタ茶」についての説明に続き、参加者は独特の道具を使って自分で実際にお茶を泡立てて、その味わいを体験しました。お茶体験と並行して、博物館学芸員が蓄音機について解説し、バタバタ茶の風習が行われている富山県にちなんで、富山県の代表的な民謡「越中小原節」のレコードを2種類聴き比べました。
茶道で抹茶を点てる時のものとは違い、やわらかな穂先の茶筅が2本つながった「夫婦茶筅(めおとちゃせん)」。お茶碗も「五郎八茶碗(ごろはちちゃわん)」と呼ばれるものを使います。今でも日常的にバタバタ茶を飲む風習のある地域では、女性たちが各々自分専用の茶筅と茶碗を持ち寄り、おしゃべりしながら何杯もおかわりして楽しむそうです。茶碗のふちに茶筅を当て、リズミカルに振っていくときめ細かい泡がたち、「黒茶(くろちゃ)」と呼ばれるプーアル茶のようなお茶がよりマイルドな味わいに。なれない手つきで茶筅を振る参加者に、ボランティアスタッフのみなさんがコツを伝授。
お茶体験と合わせて国産第一号蓄音機「ニッポノホン35号」で、富山県の代表的な民謡「越中小原節」を鑑賞。大きなラッパが付いた蓄音機がニッポノホン。なんと明治43(1910)年に製造が開始されたモデルで、市内のお宅で当時から使われていたたいへん貴重なものです。今回は、箱形の蓄音機も使って、吹き込みの時期や構成の異なる「越中小原節」のSP盤レコード2枚を鑑賞しました。
長い歴史を持つ地方色豊かな「バタバタ茶」の音と感触、味、香りと、いにしえの風情を感じさせるレコードの響きを、参加者のみなさんは五感で味わいつくす体験となったのではないでしょうか。
ソフトボール教室inいるま
12月3日、黒須市民運動場で「市制施行50周年記念 ソフトボール教室inいるま」が開催され、410人の子どもたちや指導者が参加しました。
講師は宇津木妙子氏(元オリンピック日本代表監督)、日本女子1部ソフトボールリーグ最強の『ビックカメラ高崎BEE QUEEN』チーム、埼玉県唯一の日本女子1部ソフトボールリーグ『戸田中央総合病院Medics』チーム。
ウォーミングアップで体をほぐした後は、小学生、中学生、高校生に分かれ、講師の指導を受けました。ボールを受ける基本動作に始まり、ポジションごとの丁寧な指導が印象的です。小学生は、宇津木監督お馴染みのノックにも挑戦しました!
子どもたちからは、「ソフトボールのことがもっと好きになった」「練習を頑張る!」など感想をいただきました。この教室をきっかけに、入間から、将来のオリンピック選手が誕生するかもしれませんね!
わくわく楽しい生涯学習フェスティバル
12月4日、産業文化センター、児童センター、彩の森公園で「第22回いるま生涯学習フェスティバル」が開催されました。
会場では市民団体等による展示コーナーや体験コーナーの他、歌や踊りの発表、さらには食べ物の販売、昔懐かしいボンネットバスの運行など、楽しい内容が盛りだくさんでした。
来場者は、展示・発表から食まで、幅広い学びや体験が盛りだくさんの「生フェス」を楽しんでいました。
〈取材:市民カメラマン 門原健男さん〉
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更新日:2024年12月19日