入間市学校食物アレルギー対応マニュアル

更新日:2023年03月31日

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アレルギー疾患に関する学校での管理や配慮を求める場合は、学校にご相談ください

 入間市では、入間市学校食物アレルギー対応マニュアルに基づき、ご家庭にご協力をいただきながら、アレルギー疾患への対応に取り組んでいます。
 次の1から4のいずれかに該当し、学校での管理や配慮が必要な場合は、医師が診断に基づいて記載する「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」を学校に提出し、対応について学校と相談していただく必要があります。

  1. アドレナリン自己注射の処方を受けている場合
  2. 学校給食に使用される詳細な資料を依頼する場合、家庭から代替食を持参する場合
  3. 学校給食を欠食する場合
  4. 学校給食以外で管理や配慮が必要となる場合(運動、修学旅行、校外学習、調理実習、茶席体験、職場体験学習等)

入間市学校食物アレルギー対応マニュアル

 入間市では、日本学校保健会作成の「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン」、文部科学省作成の「学校給食における食物アレルギー対応指針」、埼玉県教育委員会作成の「学校における食物アレルギー対応マニュアル」を参考に、「入間市学校食物アレルギー対応マニュアル」を作成し、安全安心でおいしい学校給食の提供に取り組んでいます。

学校給食におけるアレルギー対応の例

入間市学校食物アレルギー対応マニュアルに基づき、対応します。

入間市の学校給食では、重篤なアレルギーを引き起こしやすい「そば」「落花生(ピーナッツ)」は、提供しません。

除去食は完全除去対応です。

 国の指針に基づき、除去食対応は原因食物の完全除去対応を原則とします。
 調味料については、症状が誘発されにくいことから除去食の対象から除外します。
 小学校では、事故防止のため、原因食物が異なる複数の児童がいる場合、すべての原因食物を除去した1種類の除去食を提供します。

例1 乳アレルギーの場合、以下の献立・食品は提供しません。(乳を使用しているものは、全て提供しません。)

飲料牛乳、ミルクコーヒー、ヨーグルト、クリームシチュー(牛乳、バター使用)、パン(脱脂粉乳使用)、カレー(バター使用) など

  • (注意1):小学校では、児童の状態にかかわらず、1種類の除去食または持参した弁当を食べます。
  • (注意2):中学校では、生徒本人が「食べられる」と判断しても、乳が入った給食は提供しません。

例2 Aさん(エビアレルギー)、Bさん(乳アレルギー)、Cさん(小麦アレルギー)がいる場合

3人とも、エビ・乳・小麦を除去したシチューを食べます。

(注意3):エビなしシチュー(乳・小麦あり)、乳なしシチュー(エビ・小麦あり)、小麦なしシチュー(エビ・乳あり)は調理しません。

例3 原因食物と献立の例

  • 原因食物が卵の場合の献立例:かきたま汁、蒸しパン、つなぎ・衣(肉団子・揚げ物)、炒り卵(チャーハン)
  • 原因食物が乳の場合の献立例:飲用牛乳、脱脂粉乳(パン)、蒸しパン、ヨーグルト、バター、チーズ、ルゥ(グラタン・シチュー・カレー)
  • 原因食物が小麦の場合の献立例:パン、めん、ルゥ(グラタン・シチュー・カレー)、揚げ物の衣(アメリカンドック・かき揚げ)

極微量でアレルギー症状が誘発される可能性がある場合は、弁当対応を考慮します。

 主治医に記入してもらった学校生活管理指導表に基づき、学校と保護者との面談で対応を相談します。

小学校の保護者の方へのお願い

 ご家庭で食べたことがない食材を給食で初めて食べた場合、まれにアレルギーを新たに発症することがあります。事前に献立表をよく確認してください。
 また、児童本人がアレルギーについて理解できるよう、保護者の方から説明してください。特に、除去食対応の場合は、おかわりによって除去食以外のものを食べることがないよう、あわせて説明してください。

中学校の保護者の方へのお願い

 中学校は除去食対応ができません。生徒本人による除去(自己除去)をお願いします。
 また、事前に配布する献立表(詳細献立表)をよく確認し、必要に応じて弁当を持参してください。

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 学校教育課
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡1-16-1
電話番号:04-2964-1111(代表)
ファクス番号:04-2964-4841
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