平常時から考える災害対策
平常時に行う災害対策
「災害の備え」というと、災害用備蓄品などが思い浮かぶと思います。非常持ち出し品や備蓄品は、災害発生後の数日間の生活に必要なものです。
しかし、災害の備えとして一番重要なのは、災害が起こったそのときに、自分の命を守れるかです。例えば、過去の地震の死傷者の多くが家具類の転倒・落下・移動によるものであり、台風などの水害では逃げ遅れにより、多くの犠牲者が出ています。災害時に「怪我をしない」「逃げ遅れない」ということが、防災の要とも言えます。
自宅の災害対策・災害時の行動を、家族で見直してみてください。
家族で考える
- 自宅家屋の耐震強度の確認、改修
- 周辺地域の環境から予想される災害の確認とその備え
- 避難場所・避難ルートの検討(実際に歩いて状況を確認する)
- 幼児や高齢者等の避難に誰が付き添うか
- 防災訓練等に参加し、とるべき行動を想像しておく
家の中の安全対策
- 背の高い家具がない安全なスペースを確保する
- テレビやガラス類を高いところに置かない
- 家具の転倒や落下を防止する対策を講じる
- 出入り口や通路にはものを置かない
- 寝室や子ども・高齢者がいる部屋には、倒れそうな家具を置かない
- 窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る
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更新日:2023年03月31日