家庭ごみの組成分析調査を実施しました。

更新日:2023年12月22日

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目的

家庭から排出されるごみの状況(組成)の現状を把握し、今後の減量化・資源化「ひとり1日100グラムのごみ減量」へ向けた検討の資料とします。

実施時期・方法

時期

令和4年7月上旬

方法

市内6地区から対象とする集積所を選定し、集積所の対象世帯数や地域性を踏まえ、通常の収集車とは別に「家庭ごみ組成分析調査実施中」と掲示したトラックで可燃ごみ・不燃ごみを採取しました。その後、クリーンセンターへ持ち込み分析を行いました。

調査結果

可燃ごみ

可燃ごみ調査結果のグラフ(全市:厨芥類34.3パーセント・紙類17.8パーセント・木くず等14.6パーセント・プラスチック類7.6パーセント・その他の可燃ごみ21.6パーセント・その他の不燃ごみ1.9パーセント・ごみ袋2.2パーセント)

紙類が17.8パーセント含まれており、このうち約70パーセントが資源化できるものでした。
生ごみのうち、直接廃棄が13.4パーセント、食べ残しが22.7パーセントで合計36.1パーセントが食品ロスであることがわかりました。

紙は種別ごとに分別して排出することで資源となります。また、食品は食べられる分だけ購入する・期限表示をこまめに確認する・食材が残らないように調理することが重要です。

可燃ごみに含まれていた食品ロスの写真。未開封のちくわ、ハムなどの惣菜や、可食部分が残る野菜がブルーシートの上に並べられている。

手つかずの食品がこんなにも

可燃ごみに含まれていた、雑がみの写真。ゴミ袋いっぱいに、包装紙などの雑がみが入っている。

分別すれば資源となる雑がみ

不燃ごみ

不燃ごみ調査結果のグラフ(全市:厨芥類0.1パーセント・紙類2.7パーセント・木くず等1.9パーセント・プラスチック類50.6パーセント・金属類17.5パーセント・ガラス類6.6パーセント・その他の可燃ごみ0.3パーセント・その他の不燃ごみ18.4パーセント・ごみ袋1.9パーセント)

プラスチック類が50.6パーセント含まれおり、このうち約14パーセントが資源化できるものでした。
また、有害ごみとして出すべき電池も不燃ごみに混入されていました。

プラスチック類は、中身の付着しているものは中をすすぎ、プラスチック・ビニール類の日に分別して排出することで資源化しましょう。また、電池は火災の原因となり危険です。しっかりと有害ごみに分別しましょう。

不燃ごみに含まれていた、プラごみの写真。洗剤などのプラスチック容器が箱いっぱいに入っている。

分別すれば資源となるプラスチックごみ

不燃ごみに含まれていた、電池。プラスチックのカゴに、電池が10本ほど入っている。

危険!破砕の際に火災の恐れがある電池

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