原発事故に伴う公共施設空間放射線量の測定結果(市役所・地区センター)

更新日:2024年01月17日

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市では、平成23年9月より、簡易型空間放射線量測定器により公共施設(市役所、支所)の空間放射線量の測定を実施しています。

測定の結果は、下記のとおりで日常生活に支障のない値が続いています。

詳細はPDFファイルをご覧ください。

1.測定値の評価

測定値は、当市で平成23年6月下旬に業務委託にて市内14箇所の施設で測定した数値よりも、高めの数値となっています。これは、測定場所の地面の状態が異なることや、測定器の機種の違いによるためと思われます。

国際放射線防護委員会(ICRP)による一般の人の平常時の放射線量の限度(自然放射線等を除く)は年間1ミリシーベルト以下です。各測定値より年間換算値を計算した結果、これまで限度を上回ったことはありません。

2.測定方法

測定者

市職員

測定機器

堀場製作所製 環境放射線モニタ PA-1000 Radi(ラディ)

測定位置

各測定場所の地表から高さ50センチメートルおよび100センチメートル

測定方法

測定器に表示される指示値を10秒毎に5回読み取り平均値を算出

3.年間換算値の計算式(簡易的な試算方法)

(測定値[毎時マイクロシーベルト]×8時間[屋外]+測定値[毎時マイクロシーベルト]×16時間[屋内]×0.4[低減係数(注釈)])×365日÷1000[単位をミリに変換]=年間換算値[年間ミリシーベルト]
(注釈)低減係数とは、屋内での放射線被ばく量は屋外に比べて低いことを考慮するための数で、原子力安全委員会では0.4としています。

測定値が毎時0.092マイクロシーベルトの場合の計算例
((0.092×8)+(0.092×16×0.4))×365÷1000=0.483552約年間0.484ミリシーベルト

4.今後の測定について

市役所および支所の測定は、平成23年9月から同年11月までは概ね2週間に1回、同年12月から平成24年3月までは概ね1か月に1回、同年4月からは概ね3か月に1回実施していましたが、これまでの測定値が日常生活に影響が出る数値ではないため、平成27年4月からは概ね6か月に1回実施しています。

保育所、学校、公園等については、施設を管理する担当課の判断により、必要に応じて測定を実施します。

関連情報

原子力規制委員会は、全国にモニタリングポストを設置し、空間放射線量を常時測定しています。入間市直近では狭山保健所(狭山市稲荷山2-16-1)に設置されています。

この記事に関するお問い合わせ先

環境経済部 生活環境課
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電話番号:04-2964-1111(代表)
ファクス番号:04-2965-0232
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