ペットの防災

更新日:2025年05月02日

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ペットの同行避難マニュアル(飼い主編)を改編しました

災害時には、人命が最優先されます。
しかしながら、近年、「ペットも家族の一員である」という認識が一般的となり、飼い主とペットが同行避難することは、動物愛護の観点のみならず、被災者の「心のケアという観点」からも重要であると考えられています。
そのような環境変化に伴い、入間市では災害対策に活用していただくため、「ペット同行避難マニュアル(飼い主編)」を作成いたしました。
また更に、令和7年3月の改訂により、ペットの受入れ可能な避難所も掲載いたしました。
飼い主の方は、避難時に、ペットの安全を守ると共に、他の避難者への配慮に努めなければなりません。
ペットのためにも平常時から、災害に備え、対策に取り組みましょう。

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普段から心がけること

地震、台風などの災害が発生した場合、ペットも被災者となります。避難所でのトラブルを避けるためには日常のしつけや心がけが大切です。

  • ケージやクレートに慣れさせましょう。

非常時にはケージでの生活が求められます。怯えてケージに入らなかったり、入っ

ても吠え続けたりしないように、普段から慣れさせておきましょう。

  • 無駄吠えをしたり、暴れたりしないようしつけを行いましょう。

避難所(避難場所)には動物が嫌いな人もいますし、避難生活はそれだけでストレ

スを感じるものです。他の人の迷惑になる行動をとらないように、普段からしっか

りしつけましょう。

  • ワクチンの接種や狂犬病の予防注射を必ず行いましょう。
  • 身元表示を行いましょう。

身元表示をすることで、飼い主を特定することができます。迷子になっても戻って

来るように、犬の鑑札や注射済票、マイクロチップ、迷子札等を装着しておきしま

しょう。

ペットの防災用品

  • フードと水(最低5日分)

ドライフードなど長期保存が可能なもの
エキゾチックアニマル等の特殊な餌は、救援物資として手に入ることはほとんどな

いので、多めに用意しておきましょう。

  • ペット用の食器
  • 常備薬・処方薬

かかりつけの動物病院が被災し、薬が手に入らなくなるかもしれません。ペットの

薬は多めに用意しておきましょう。
また、どの薬を服用しているのか、わかるようにしておきましょう。

  • 首輪・リード

係留のための首輪とリードは必ず用意しましょう。

  • ケージ・キャリーバッグ

ペットを連れて避難するときに、キャリーバッグがあると便利です。
また、避難所でペットが暮らす場所として、ケージがあると良いでしょう。

  • トイレ用品

周囲に迷惑をかけないために、糞尿の始末は必ず行いましょう。

  • ペットと一緒に写っている写真

ペットが迷子になってしまったときに探す手がかりになります。一緒に写っている

ことで、あなたが飼い主である証明としても役立ちます。

  • タオル・毛布

寒さを防ぐためにはもちろん、自分のにおいが付いたタオルや毛布があることで、

ペットが安心することができます。

  • ポリ袋

ゴミ袋や、食器の代わりとして使うことができます。

  • カイロ、冷却ジェル等

避難所によっては屋外での生活も考えられます。温度管理が必要なペットの場合は

多めに用意しておきましょう。

  • おもちゃ

預けるという選択肢を考えてみましょう

飼育に特別な設備等を必要とするペットについては、同行避難するのではなく、被災していない場所の知人へ預けること等、他の飼育手段も考えてみましょう。
例えば・・・
人間の飲料水が不足する中、ペットのための水確保は難しいでしょう。
また、避難所での生活では、ペットのための電源を確保することはできません。もしもの時にペットを預かってくれるかどうか、信頼できる人へ事前に相談しておきましょう。

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