伝染性紅斑(りんご病)流行警報発令中!!

更新日:2025年05月08日

ページID: 13468

伝染性紅斑(りんご病)が流行しています

埼玉県は令和7年5月1日に流行性紅斑(りんご病)の流行警報を発令しました。

伝染性紅斑は特徴的な発疹が現れる前に感染が広がりやすく、外出する機会も増える時期ですので、普段から対策を心がけ、感染予防に努めましょう。

 

伝染性紅斑(りんご病)について

伝染性紅斑(りんご病)とはどのような病気なの?

ヒトパルボウイルスB19というウイルスに感染することで起こる病気で、両頬がりんごのように赤くなることから「りんご病」とも呼ばれます。こどもに多い感染症で、こどもは感染しても自然に治る軽い病気とされています。ただし、妊婦さんは注意が必要な病気です。

潜伏期間や症状について

潜伏期間

10日から20日です。頬に発疹が現れる1週間ほど前に風邪症状が見られ、この時期にウイルスが最も多く排出されるため、注意が必要です。

主な症状

風邪症状(微熱、鼻水、咳など)のあとに、両頬や手足に発疹が現れます。発疹は1週間ほどで消失します。

大人の場合

両頬の発疹は少なく、関節痛や頭痛などが出現します。場合によっては関節炎症状で1〜2日は歩行が難しくなることがありますが、ほとんど自然に回復します。

感染経路

飛沫感染と接触感染の2つです。


(注意)妊娠中に感染した場合、まれに胎児の異常(胎児水腫)や流産が生じる可能性があります。ワクチンなどはないため、予防が重要になります。

予防のポイント

  • マスクの着用など咳エチケットを守りましょう
  • 外出後の手洗いを徹底しましょう
    アルコール消毒は効果が薄いとされています。石鹸による手洗いが有効です。
  • 妊娠期間中患者との接触を避けましょう
    妊娠中あるいは妊娠している可能性が高い人は、伝染性紅斑の患者や風邪症状のがみられる方との接触をできる限り避けるよう注意してください。

伝染性紅斑が疑われるときは?

  • 周りへの感染に気をつけましょう
  • 症状によっては、早めに医療機関を受診しましょう

(注意)特別な治療法はありません。症状に応じた対症療法になります。

参考

この記事に関するお問い合わせ先

健康推進部 地域保健課
〒358-0013 埼玉県入間市上藤沢730-1
電話番号:04-2966-5513
ファクス番号:04-2966-5514
メールフォームによるお問い合わせ