【佐渡市・姉妹都市提携40周年事業】特別な茶会を開催します

更新日:2026年07月07日

ページID: 15027

狭山茶の主産地・入間市でも味わう、一碗の物語

狭山茶の主産地・入間市。その豊かな土壌で育まれてきた狭山茶の伝統と、40年にわたる姉妹都市・佐渡市との絆が、この秋、一つの茶碗の中で結ばれます。

佐渡市では「千利休以来の大茶人」とも称えられた佐渡市出身の益田孝(ますだたかし)氏(通称:鈍翁)を偲ぶ茶会「佐渡鈍翁茶会」を開催しております。その茶会を監修する一般社団法人茶道文化振興会理事長 北見宗幸氏の総合監修のもと、入間市で栽培・製造された選りすぐりの狭山茶の抹茶を使用して入間市でも茶会が開催されます。

会場は、博物館アリット内の茶室「青丘庵」。椅子とテーブルを使ってお茶を楽しむ立礼(りゅうれい)形式でのお茶会にて実施します。

開催概要

開催概要
項目 内容
日時 2026年10月31日(土曜日)※時間は後日お知らせします。
会場 博物館アリット内 茶室「青丘庵」
形式 立礼式(椅子・テーブル形式)
使用するお茶 入間市産 狭山茶

姉妹都市・佐渡市との交流を一層推進するとともに、入間市産の抹茶を使用することで狭山茶の魅力を次世代へ継承し、その文化的価値を内外へ力強く発信してまいります。

【姉妹都市提携40周年記念】狭山茶のみちのり

◆一碗に込められた、半年の物語 ー茶会までの「狭山茶のみちのり」

この日の一碗は、半年以上前から始まっています。入間の茶畑から青丘庵の茶席まで、狭山茶がたどる「みちのり」をご紹介します。

◆春、静寂の中で育む「旨味」ー茶園での被覆作業ー

新芽に日光を遮る「被覆作業」を行い、葉緑素を増加させることで、濃い緑色の茶葉となります。さらに、遮光下では旨味成分(テアニン)から渋味成分(カテキン)への変化が抑えられるため、狭山茶の真骨頂である濃厚な旨味を育みます。

被覆の様子

(被覆作業の様子)

 

◆初夏、鮮やかな生命力を摘むー被覆剥がし・茶刈りー

旨味を充分に蓄えた茶葉が、収穫の時を迎えます。

被覆を解き、瑞々しく育った新芽を丁寧に刈り取ります。

茶刈りの様子

(茶刈りの様子)

◆伝統の技術で、緑を封じ込めるー碾茶の製造ー

収穫された茶葉は、収穫後すぐに製茶されます。茎や葉脈を丁寧に取り除き、純粋な茶肉のみを選別。煎茶とは違う独特の製茶方法で完成したのが、石臼で挽かれるその時を静かに待つ「碾茶(てんちゃ)」です。

 

碾茶の製造1

(碾茶の製造1)

 

碾茶の製造2

(製造工程2)

◆静寂の時、秋を待つー茶壺への茶詰め・茶壺の冷暗保管ー

お茶の葉の極上の部分を濃茶(こいちゃ)として半袋(はんたい)と呼ばれる袋に入れます。茶壺に薄茶(うすちゃ)と呼ばれる碾茶を詰め、半袋が茶壺の中で動かないように一緒に入れ封をします。そして、湿気や光から守られた蔵の中で、詰められたお茶は茶壺で厳重に密封され、夏の間じっくりと熟成されます。

 

半袋に濃茶を入れる様子

(半袋に濃茶を入れる様子)

 

半袋に入った濃茶

(半袋に入れられた濃茶)

 

半袋を入れた茶壺

(薄茶を詰め、半袋が入れられた茶壺)

 

蔵の中で保管される茶壺

(蔵の中で保存される茶壺)

◆10月31日|口切りの儀・茶臼での抹茶づくり

そして記念すべき当日。青丘庵にて、茶壺の封を解く「口切りの儀」を執り行います。一年で最もおいしい状態になった碾茶を、茶臼(ちゃうす)で挽き、鮮やかな抹茶を点(た)て上げます。挽きたての芳醇な香りと、入間の誇りが詰まった特別な一碗。狭山茶の深みと佐渡市との絆が織りなす至高のひとときを、この特別な記念茶会にて分かち合います。

 

臼で挽く様子

(臼で茶葉を挽く様子)

 

抹茶を点てる様子

(抹茶を点てる様子)

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 地域振興課
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡1-16-1
電話番号:04-2964-1111(代表)
ファクス番号:04-2965-0232
内線番号はこちらから
​​​​​​​メールフォームによるお問い合わせ