佐渡市の紹介
世界文化遺産「佐渡島の金山(さどのきんざん)」
令和6年7月27日「佐渡島の金山」が世界遺産登録決定

令和6年7月27日にインド ニューデリーで開催されたユネスコ世界遺産審査委員会において、姉妹都市佐渡市の「佐渡島の金山(さどのきんざん)」の世界文化遺産登録が決定しました。
この決定により、約400年の歴史を有する佐渡金山とその歴史・文化が、文化遺産としての価値を認められ世界が認める「佐渡島の金山」となりました。
日本国内で21番目の世界文化遺産となり、世界自然遺産をあわせると26番目の登録(令和6年7月現在)となります。
姉妹都市提携について
姉妹都市提携の始まり

姉妹都市提携調印式
入間市は、市制施行20周年記念事業の一環として、新潟県佐渡市(旧両津市)と姉妹都市提携を行いました。
20周年記念事業推進委員会から「埼玉県には海がないことから、海のある都市が望ましい」旨の答申を受け、おりしも関越自動車道・上越新幹線の開通により交通の便が向上し、市民交流が図り易くなった、新潟県下の海に面した都市に候補をしぼりました。
そして、入間市の呼びかけに応えてくれた、豊かな自然に恵まれ、これを生かした産業(農林水産・観光)振興を図っている新潟県佐渡市(旧両津市)と昭和61年(1986年)10月12日に姉妹都市として提携しました。
姉妹都市提携25周年記念式典
交流推進宣言書調印式
平成23年には、姉妹都市提携25周年を迎え、「姉妹都市提携25周年を契機として更なる推進を図る」ことを両市長が確認し、交流推進宣言書に調印しました。提携時の「姉妹都市提携宣言書」の精神を引き継ぎ、教育・文化・産業等各般にわたる交流を通じて、両市の相互理解と親善を深めることを祈念し、記念の楯を交換しました。
佐渡市はこんな街

佐渡市発足年月日 平成16年3月1日 (両津市と9町村の合併による)
人口 約53,500人
面積 855.27 キロ 平方メートル(東京23区の約1.4倍)
交通 新潟からカーフェリーで2時間30分、ジェットフォイルで1時間
佐渡には中世以来の金銀山が数多く分布しています。それらは、江戸幕府300年の財政を支え、産出量と技術面においてわが国の貴金属を代表する存在であり続けました。明治時代には、国策により欧米の最新技術が導入され、最も早く鉱業の近代化が進められました。佐渡の金銀山は国内をはじめ東アジアの鉱山開発にも大きく寄与しました。佐渡市は、このような日本有数の鉱山とその文化を世界文化遺産として登録することを目指しています。
また、 佐渡市では能が盛んです。30以上の能舞台がある市町村は、全国でも佐渡市だけです。 (能は、初め奉行所の役人たちの教養として取り入れられました が、次第に神社に奉納する神事として発展し、庶民たちの間にも浸透して行きました。佐渡市では、毎年4月から10月まで 各地の能舞台でその幽玄な世界を楽しむことができます。)
トキの野生復帰
写真提供:環境省
トキは、日本全国に生息していましたが、美しい羽毛や肉を目的に乱獲され、激減してしまいました。日本生まれの最後のトキ「キン」は、佐渡にあるトキ保護センターで飼育されていましたが、平成15年に死亡しました。平成11年に中国から「ヨウヨウ」「ヤンヤン」の夫婦が送られ、翌春、人工孵化により、そのヒナ「ユウユウ」が誕生しました。その後、人工繁殖によってトキは年々増加しております。
平成20年9月25日、佐渡市でトキ10羽が試験放鳥されました。トキが佐渡の空を羽ばたいたのは、27年ぶりのことでした。そして、21年9月29日に2回目のトキ放鳥がソフトリリース方式で行われました。
平成24年4月には、1976年以来36年ぶりに放鳥トキのひなが誕生しました。同年6月には、今季誕生した8羽のひなが全て巣立ち、トキの野生復帰に向けて大きく前進しました。
平成26年には、平成24年に野生下で生まれたヒナを親鳥とするヒナが誕生しました。放鳥トキからかぞえて初めての孫の世代となるトキの誕生となります。平成20年の放鳥開始以来、孫の世代となるヒナが生まれ、3世代のトキが生息することとなりました。
両市の交流
入間万燈まつりに佐渡芸能団体が参加
入間市農業まつりで佐渡物産を出店
佐渡市バスツアー 大佐渡石名天然杉散策の様子
関連情報
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更新日:2024年07月29日