サーキュラーエコノミーを推進!リユースEVを活用した実証実験を実施!
事業実施の背景・目的

現在、中古EVの大半が海外に流出しており、それと同時にEVに搭載されたバッテリーの製造に必要なレアメタルなどの貴重な資源も海外に流出している状況にあります。
また持続可能な社会を創出するためには、資源の再利用や長く使える製品をデザインするなど、廃棄物を出さないための経済システムである「サーキュラーエコノミー」を推進することが重要となっています。
当市は、令和4年に内閣府からSDGs未来都市に選定されたことをきっかけに、市民や民間事業者とともに、地域が一体となり、SDGsの様々なゴール達成に向けた取り組みを行っています。
このような状況で、EVの地域内循環を目的として他自治体と連携し、リユースEVの運用実証を行っている住友三井オートサービス株式会社から、当該実証実験の提案がありました。
当市としては、リユースEVの実証実験を通じてリユースEVの経済性及び実用性を検証することでサスティナブルな未来を創るきっかけとするため当該事業を実施することとなりました。
実証実験の内容
総合クリーンセンターにリユースEV(中古EV)を2台導入し、公用利用します。
EVには専用の機器を設置し、公用利用における車載バッテリーの劣化状況、走行距離及び充電回数のデータを収集し、リユースEVの公用の有用性について検証します。
なお、検証は令和7年度と令和8年度において実施する予定です。
Japan Mobility Show 2025に市長が登壇しました!


東京ビッグサイトで開催された当該イベントに出展する住友三井オートサービス株式会社から依頼を受け、同社で開催するトークセッション「ゼロカーボンシティの実現と循環型まちづくりに向けたソリューション」に市長が登壇しました。
トークセッションでは、同社と連携協定を締結して実施しているリユースEVを活用した実証実験をはじめ、EVシェアリング事業やサスティナブルウォークいるまいる、地域新電力の誘致・創出など脱炭素・地球温暖化の取り組みについての現状と今後の展望について説明しました。
Japan Mobility Showとは・・・東京モーターショーの後継イベントで、自動車産業の枠を超え、IT・通信・エレクトロニクス産業など多くの産業を巻き込み「豊かで夢のあるモビリティ社会の構築」を目指すイベントです。今年は10月30日(木曜日)から11月9日(日曜日)の11日間開催され、約101万人来場しました。
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更新日:2025年12月08日