市指定文化財「藤沢橋石造物群」へ、2基を新たに追加指定しました

更新日:2026年03月27日

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追加指定された石造物

 入間市の市指定文化財「藤沢橋石造物群」について、令和8年3月1日付で、三界万霊塔(さんがいばんれいとう)と庚申塔(こうしんとう)の2基を追加指定しました。「藤沢橋石造物群」は、平成15年に5基を市指定文化財として指定しており、今回の追加指定により、指定対象は計7基となります。

 三界万霊塔は、型式は山形角柱で、正面側には法印寛與(かんよ)が導師を務め、念心ほか14人の念仏供養の講中(仲間)が建立したことが刻まれています。さらに裏側には、中藤沢村の中林氏が願主となり、廻国供養成就記念と石橋供養を兼ねて宝暦2年(1752)8月20日に建てたことが刻まれています。左右側面に刻まれた入間市をはじめ所沢・飯能、狭山市等の16の村々や、総勢36人の人物は、願主中林氏との強い結びつきが推測されます。
庚申塔は、型式は板石の文字塔で、中林弥兵衛が願主となって明治4年(1871)8月に建立したもので、碑面には、弥兵衛のほか3人の名が刻まれています。建立者が同姓であることから、近親者が関わったと考えられます。
 これら2基は藤沢橋周辺に建てられた石造物であり、当地域の民間信仰の様相を伝える上で重要な資料です。現在の藤沢橋石造物群とともに保存を図るため、追加指定されました。

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