ご存じですか?あなたの街の相談パートナー「人権擁護委員」

更新日:2023年06月14日

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人権擁護委員制度をご存じですか

 人権擁護委員は、人権擁護委員法に基づいて、人権相談を受けたり人権の考えを広めたりする活動をしている民間の方々です。

 人権擁護委員制度は、様々な分野の人たちが人権思想を広め、地域の中で人権が侵害されないように配慮して人権を擁護していくことが望ましいという考えから設けられたもので、諸外国に例を見ない制度として発足しました。

 現在、約14,000人が法務大臣から人権擁護委員として委嘱され、全国の自治体に配置されており、積極的な人権擁護活動を行っています。

 入間市では、12名(各地区男女1名ずつ)が人権擁護委員として委嘱されており、周辺5市(所沢市、狭山市、飯能市、入間市、日高市)の人権擁護委員で構成された所沢人権擁護委員協議会に所属し、各市の人権擁護委員と協力して活動しています。

人権キャラクターの人権まもる君と人権あゆみちゃんの画像。右の人権まもる君は、朱色の頭巾に緑の下地に白文字でKENと書かれた服、 黄色い手袋、朱色のブーツの装い。左の人権あゆみちゃんは、赤い頭巾に赤の下地に白文字でKENと書かれた服、黄色い手袋、赤い靴の装い。

人権擁護委員の主な活動

人権相談

 人権擁護委員が市役所で相談を受け付けます。相談は無料で、秘密は厳守します。お気軽にご利用ください。

 開催日程については、下記リンクをご参照ください。

啓発活動

市内各小中学校での人権教室

 学校からの申し込みにより、人権擁護委員が学校を訪問して、児童・生徒等を対象に思いやりの心を育てる「人権教室」を実施しています。入間市では主に小学校低学年を対象に実施しており、人権擁護委員が手作りした大型紙芝居やペープサートを使用して、人権尊重の理念の普及に努めています。

 また、携帯電話会社等の実施する安全教室と連携した「人権教室」も実施しており、スマートフォン・携帯電話やインターネットの正しい利用方法(自分自身を守る使い方等)と危険性について、携帯電話会社等の専門スタッフから最新情報を学び、さらに人権擁護委員がインターネット上のいじめ発生の防止やいじめを受けた場合の人権相談窓口を周知する内容となっています。

教室の黒板の前に大型紙芝居を置き、ペープサートで人形劇をしながら、その横で人権擁護委員の方が子供たちに人権尊重のお話しをしている様子の画像。

市主催イベント会場内(農業まつり、健康福祉まつり)での人権啓発活動

 毎年11月に市民会館で開催される農業まつり、毎年3月に健康福祉センターで開催される健康福祉センターまつりにおいて、人権擁護委員制度の周知と人権思想の普及・高揚のため、人権擁護委員が啓発品を配布しています。お気軽にお声がけください。

全国中学生人権作文コンテストの作品募集・審査

 市内中学校とその生徒の皆様にご協力いただき、毎年全国中学生人権作文コンテストの作品募集・審査をしています。市内中学校から推薦された作品を人権擁護委員が審査し、その中から所沢人権擁護委員協議会に推薦する作品を選出します。さらに所沢人権擁護委員協議会管内各市から推薦された作品を各市の人権擁護委員の代表者が審査し、全国中学生人権作文コンテスト埼玉県大会へ推薦する作品を選出します。

 優秀な作品は中央大会に進み、内閣総理大臣賞等が授与されます。

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 人権推進課
〒358-0003 埼玉県入間市豊岡4-2-2
電話番号:04-2964-2536
ファクス番号:04-2964-2539
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