いるま官民共創まちづくりシンポジウム(レポート)

更新日:2024年12月26日

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レポート動画

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シンポジウム本編動画(YouTubeへ遷移します)

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官民共創展示ブース動画(YouTubeへ遷移します)

開催概要

令和6年9月28日(土曜日) 入間市産業文化センターにて、入間市のこれまでの官民連携によるまちづくりの取組成果の周知や、さらなる共感共創を促進することを目的に「いるま官民共創まちづくりシンポジウム」を開催いたしました。

入間市に在住・在勤・在学の方、入間市で事業や活動を行っている方、企業・団体、社会課題や地域の課題解決に興味のある企業など、約270名の方にご参加いただきました。

内容

シンポジウム表
パンフレット中面

シンポジウム(ホール内)

入間市ではさまざまな主体とつながって共にまちづくりを進めるため、「いるま未来共創ラボ」「いるまSDGsラボ」「いるまDX推進ラボ」の3つの官民共創ラボを運用しています。

市長講演、基調講演に続き、各ラボを代表する共創パートナーより官民共創の取組を紹介し、今後のまちづくりをテーマに市長と各ラボの共創パートナーがパネルディスカッションを行いました。

また、市内の小中学生とともにSDGsについて考える機会として、「いるまSDGs4コマ漫画コンクール」を実施し、シンポジウム内で表彰式を開催しました。

市長講演『官民連携に力を入れている理由』

市長講演

入間市長 杉島 理一郎

社会の考え方がCSR(企業の社会的責任)からCSV(共有価値の創造)へシフトし、民間と行政がシームレスな関係になっていく一方で、行政予算は硬直化。こういった背景がある中で、市が社会課題を解決しながら新たな取組をするための唯一の手段が官民連携と考える。官民共創に関する市の考え方、取組について講演。

基調講演『DX・官民共創がうみだす地域の未来』

内田氏

経済ジャーナリスト/イノベディア 代表

内田 裕子 氏

入間市が取り組むパーパス経営、ならびに官民共創のまちづくりに共感。官と民、互いの強みを生かして新しい価値を生み出していくことは今の時代に合った最先端の考え方といえる。

大切なのは正しい危機感と未来を想像する力。行政における官民連携の重要性について講演。

内田氏の基調講演における質疑応答

会場の皆さんから質問を受付し、たくさんのご質問・ご意見をいただきました。
時間の都合で当日お答えできなかった質問について、内田氏に後日回答をいただきました。一部抜粋してご紹介します。

各ラボを代表する共創パートナーより取組事例を発表

園部氏

入間市スポーツアンバサダー

園部 日向 氏 (未来共創ラボ)

市内出身の現役eスポーツ選手。親子で楽しめるeスポーツイベントなど、取組事例を発表。

夏目氏

株式会社スタジオスポビー代表取締役

夏目 恭行 氏 (DX推進ラボ)

入間市と連携し実装した、ゼロカーボンシティ実現に向けた脱炭素型ライフスタイル促進事業について発表。

藤沢中

藤沢中学校 代表生徒 (SDGsラボ)

上藤沢中

上藤沢中学校 代表生徒 (SDGsラボ)

未来の子どもたちの夢プロジェクト代表生徒より地元中学生も参加。中学生ならではの視点で身近にできるSDGsの取組を発表。

市長と各ラボの共創パートナーによるパネルディスカッション

取組を広めるためにはどうする?

現役eスポーツ選手・脱炭素に取り組む企業の代表取締役・市内中学生、それぞれの分野の活動について共有をし、理解を深めるとともに、会場からの質問も交えながら活発なディスカッションが繰り広げられました。

 

SDGsをもっと身近に

今回の取組を通じた感想の中で、中学生から、「SDGsと言われても最初は何をしていいのか分からなかったが、小さいことでもやれば取組として成り立つことを実感した」というコメントがありました。

また、ディスカッションの中では、「社会課題は堅苦しく感じられがちだが、それらをもっとカジュアルに捉え、技術とともにアプローチして入間市の明るい未来、パーパス実現に貢献したい」といった今後に向けた前向きなコメントもありました。

ディスカッションの終わりには、「本シンポジウムでの発表内容がまさに実践であり、実践されている取組に関わっていただく事で会場の皆さまも取組の実践者になる。みんなで一緒に取り組んで行けたら嬉しいです」と市長より会場内へ呼びかけました。

パネルディスカッション1

杉島市長(左)と各ラボの共創パートナー

パネルディスカッション2

園部氏(左)、夏目氏(右)

パネルディスカッション3

杉島市長

パネルディスカッション4

藤沢中(左2名)、上藤沢中(右2名)

いるま SDGs4コマ漫画コンクール 表彰式

市内の小・中学生自らがSDGsについて考える機会とし、市全体のSDGsの更なる気運上昇を目的に「いるまSDGs4コマ漫画コンクール」を実施し、シンポジウム当日に表彰式を開催しました。

表彰結果等、詳細はこちら

表彰式1

体験型ブース、展示ブース(ホール外)

各ラボでうまれた取組などをブース展示で紹介。多くの皆さまにお立ち寄りいただきました。

官民共創の体験型ブース

passto

リユース品の回収

(株式会社ECOMMIT)

spoby

「SPOBY」特典交換会

(株式会社スタジオスポビー)

irumagas

EV給電の実演

(入間ガス株式会社)

展示ブース

4コマコンクール

いるまSDGs4コマ漫画 コンクール展示

SDGs宣言

SDGs宣言展示

 

 

多くの皆さまにご来場いただきありがとうございました。

引き続き、市民・学校・企業・行政が一体となって更なる共感・共創を促進し、Well-being(ウェルビーイング)なまちづくりを目指してまいります。

この記事に関するお問い合わせ先

企画部 企画課 未来共創政策推進室
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡1-16-1
電話番号:04-2964-1111(代表)
ファクス番号:04-2965-0232
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