Well-being Cityを実現するための取組(令和5年4月号〜令和6年4月号)

更新日:2025年07月01日

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広報いるまに連載中のコラム「SDGs~未来のために、いまできること~」の情報をまとめています。ここでは令和5年4月号から令和6年4月号までに連載したテーマの「Well-being Cityを実現するための取組」の記事を掲載しています。

 

令和4年、SDGs未来都市に選定された入間市。「Well-being City いるま ~健康と幸せを実感できる未来共創都市~」をテーマに2030年のゴールを目指して、SDGsの達成に取り組んでいます。ここでは、その取組の一部を紹介します。

SDGs応援自動販売機(令和6年4月号)

入間市とボランティア・ベンダー協会、株式会社八洋で「SDGs応援自動販売機」設置に関する協定を締結しました。この協定は、自動販売機設置者、飲料メーカー、株式会社八洋の3者が飲料1本の売上につき1円ずつの計3円を、市のSDGs推進に資する取組に寄附する募金型自動販売機を設置するものです。自動販売機で飲料を購入した人も、寄附を通じてSDGsに貢献することになります。

入間市SDGs応援自動販売機設置に関する協定式
SDGs応援自動販売機
ロケーションサービスを行っている旧石川組製糸西洋館

入間市には、国登録有形文化財「旧石川組製糸西洋館(愛称「西洋館」)」や市指定文化財「旧黒須銀行」をはじめ、入間市の繁栄の象徴や郷土の歴史・文化を語る上で重要な歴史的建物(文化財)があります。しかし、文化財を保存していくためには、定期的な修繕等に多額な資金が必要となります。
「西洋館」では、文化財の活用とし、一般公開や特色あるイベントの開催等により建物の価値や魅力を伝えるとともに、テレビや映画、ミュージックビデオ等の撮影への貸出(ロケーションサービス)を有償で行っています。施設使用料の収入額は、平成30年度から令和4年度までの5年間で総額2,471万円となりました。ロケーションサービスによる収入は、西洋館の維持、運営のための財源に活用されています。また当サービスは、映像作品を通して「西洋館」の名称を全国の人に知ってもらう機会につながっています。
今後も文化財の保存と活用を両立させながら、歴史的な建物を後世に伝えていく持続可能な取り組みを進めていきます。

マイナンバーカード(令和6年2月号)

マイナンバーカードは「マイナンバーの証明」と「本人確認(写真付き)」が必要な時、「1枚」で証明できる唯一のカードです。マイナンバーカードにより市役所に行かなくても済む場面は着実に増加しており、移動による環境負荷の軽減やペーパーレス、時間の節約にも繋がります。

こんなときに利用できます

1 コンビニで住民票の写し等の公的な証明書の取得

2 引っ越しの際の転出手続き(マイナポータルで行えます)

3 健康保険証として利用(事前にマイナポータル、セブン銀行ATMからの申込が必要です)

生活習慣病にならないために大切なこと

生活習慣病にならないために 大切なことは、日頃から自分の健康状態を詳しく知っておくことです。何歳になっても充実した毎日を送れるように、あなたも自分の生活を見つめ直してみませんか。

DXによる地域拠点施設「地区センター」の機能充実(令和5年12月号)

今年の4月に、6つの機能「支所」「公民館」「自治振興支援」「防災拠点」「福祉総合相談窓口」「地域包括支援センター」をもつ地域の拠点施設「地区センター」を9施設整備しました。公民館として地域・教育活動の場所に利用するだけでなく、相談や手続きなどできることがたくさんありますので、お近くの地区センターをぜひご利用ください。
地区センターではDXも推進しており、4月から始めた福祉総合相談窓口は、タブレット端末を活用して、市役所の担当者と顔の見える相談もできます。福祉を中心とした困りごと、誰に相談したらよいか分からないことも相談できます。「市役所に行かないといけないのかな?」と思ったら、まずはお近くの地区センターへお問い合わせください。しっかりとお話を聞くために日時を改めていただく場合がありますので、あらかじめお電話等でご予約いただくとご案内がスムーズです。

地区センターの機能充実について

資源循環・リサイクルの強化(令和5年11月号)

近年、地球温暖化の要因となる二酸化炭素等の温室効果ガス削減に向け脱炭素社会の動きが加速しており、入間市も2050年までに二酸化炭素実質排出量ゼロを目指し、資源循環・リサイクルを強化しています。今回はそのなかでも市民の皆様のご協力が不可欠な3つの取組を紹介しますので、是非ご協力をお願いします。

1プラスチック・ビニール類一括回収、資源化
いままで不燃ごみだった「硬いプラスチック製品」も資源化します。

2雑がみの回収促進
可燃ごみで捨てられてしまうことが多い雑がみを資源として正しく回収するため、令和5年度中に専用回収紙袋の配布を開始予定です。

3廃食油の資源化
いなげや入間春日町店、ヨークマート入間店、ヨークマート入間扇台店に家庭の廃食油の回収BOXを設置しています。

持続可能なスポーツ環境の構築(令和5年10月号)

入間市ではスポーツを通じて健康で活力に満ちたまちを目指し、「週1回以上のスポーツ実施率(成人)50%以上」を目標に、子どもから大人、高齢者や障害のある人まで、市民の誰もがそれぞれのライフステージに応じて、「いつでも」「どこでも」「だれでも」「いつまでも」スポーツに親しみ、生涯にわたって心身ともに健康で豊かな生活を実現するためのスポーツ事業に取り組んでいます。
日本は高齢化が進み介護や医療にかかる社会保障費が増え続けています。限りある医療費等の財源を守るためにも誰もが健康でいることは、自分のためだけでなく社会全体のためにもなります。市では、持続可能なスポーツ環境の構築を実現するため「入間市スポーツ振興まちづくり条例」を制定しました。
秋以降「陸上競技大会」、「入間市駅伝競走大会」などのスポーツ大会や「生涯スポーツフェア」、「健康スタンプラリー」などさまざまな事業を実施していきます。
この機会に、あなたの健康づくりにスポーツを取り入れてみませんか。

地域支え合い組織の活動の様子

誰ひとり取り残さず、地域の一人ひとりが健康で快適な生活を送ることができるように、市内各地域や自治会等に「地域支え合い組織」があるのをご存じですか?
地域支え合い組織は、高齢者、障がいのある方、身体に不自由がある方の「買い物に行きたいけれど荷物が持てない」、「高いところの電球が替えられない」、「庭の草むしりができない」等のくらしの中のちょっとした困りごとを地域で暮らす住民の方々がお手伝いをする活動です。令和4年度は、 入間市全体で延べ1,157件の利用がありました。
お互いに気にかけ合い、つながりの中で安心して暮らせるための地域の大切な助け合いです。活動について詳しくは、入間市社会福祉協議会(2963-1014)までお問い合わせください。

シェアリングを実施しているEV

入間市では、民間事業者と連携し、令和4年度から公用車としてEV(電気自動車)を導入するとともに、市民の方などとシェアリングを実施しています。
導入したEVは、市役所本庁舎敷地内に設置した太陽光発電設備にて発電した電力(再生可能エネルギー)を動力源とすることで、運転時の二酸化炭素排出量を削減し、ゼロカーボンドライブの推進、EVの普及促進とともに、市民の方などへ環境配慮についての啓発を行います。
なお、導入したEVにより、年間で約5トンの二酸化炭素排出量削減効果があります。
また、災害等による停電時には、EVに蓄電した電力を非常用電源とすることで市内の防災レジリエンス強化を図ります。
今年度は、健康福祉センターにEVを導入し、脱炭素の取組を加速化していくとともに、シェアリングの拠点を増設することで、より便利にご利用いただけます。
EVシェアリングの料金は、15分220円からとなっているため、目的に合わせてお気軽にご利用ください。

サスティナブルウォークいるまいる

「サスティナブルウォークいるまいる」は、日常生活での車や電車による移動を徒歩・ランニング・自転車に変えることで脱炭素ポイントを貯め、貯まったポイントで協賛店舗の特典との抽選に参加することができる事業です。スマートフォン用アプリSPOBY(スポビー)」をダウンロードし、入間市コミュニティに参加いただくことで、どなたでも楽しみながらポイントを貯められます。
昨年度に行った実証事業では、2か月で624名の取り組みにより、約2トンの脱炭素(CO2排出抑制 ) を実現することができました。
ご自身と地球の健康のために、ぜひご参加ください!

水道事業(令和5年6月号)

入間市の水道事業では、「入間市新水道ビジョン」の基本理念として「安全で安心できる命の水をいつでも届けます。そして、ひと、まち、暮らしを支えます。」を掲げ、安全な水道水を安定して供給しつつ、地震などの災害時には被害を最小限に抑えるよう水道管路の耐震化や、浄水場並びに配水場の更新時期を迎えた設備の更新を重点的に進めています。
6月1日から7日は水道週間。この期間は、皆さんに水道についての理解と関心を深めていただくために設けられています。令和5年度のスローガンは「水道水 安心・安全 これからも」。日本では蛇口をひねれば当たり前のように使うことができ、暮らしに欠かせない水道ですが、水は限りある貴重な資源です。この機会に水道の大切さを改めて考えてみませんか?
また、下水道もきれいな海・川を保つために欠かせません。市では下水道を身近に感じ、興味や関心を深めていただくため、デザインマンホール蓋を入間市駅・武蔵藤沢駅周辺等に設置しています。

デザインマンホール蓋

地域資源を活かした持続可能なまちづくり(令和5年5月号)

狭山茶の新茶の季節がやってきました。入間市ではSDGsの達成に向けて、地域資源を活かした持続可能なまちづくりに取り組んでいます。狭山茶は入間市を代表する地域資源。新茶がお店に並ぶこの時期に、茶畑やお茶屋さんをめぐって、改めて入間市の魅力を感じてみませんか。
6月は狭山茶の品質が認められ、江戸の茶問屋と契約が交わされた記念すべき月。茶業を入間市の産業として成り立たせようとした、江戸時代の先人たちの努力にも思いを馳せながら、急須で狭山茶を淹れて味わってみてはいかがでしょうか。

Well-being Cityを実現するために(令和5年4月号)

令和4年、SDGs未来都市に選定された入間市。「Well-being City いるま ~健康と幸せを実感できる未来共創都市~」をテーマに2030年のゴールを目指して、SDGsの達成に取り組んでいます。
「Well-being(ウェルビーイング)」は直訳すると「健康」や「幸福」という意味ですが、世界保健機関(WHO)憲章 の前文の一部を引用して定義されることが多く、「Well-being=肉体的・精神的・社会的にすべてが満たされた状態」と捉えられます。入間市に関わるすべての人が心身共に健康かつ幸福を実感できるまちづくりを進めるためには、まちの魅力やにぎわいを維持していくこと、支援やサービスが適切に届くようにすること、そして子どもたちや未来の市民が心豊かに暮らすことのできる環境を残していくことも必要です。
 

この記事に関するお問い合わせ先

企画部 企画課 未来共創政策推進室
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡1-16-1
電話番号:04-2964-1111(代表)
ファクス番号:04-2965-0232
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