鹿児島県屋久島沖合での横田基地所属CV-22オスプレイの墜落について

更新日:2024年03月28日

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事故の概要

  • 令和5年11月29日、鹿児島県屋久島東側の沖合にて、訓練中の米空軍横田基地所属のCV-22オスプレイ1機が墜落しました。令和5年12月6日、米軍は乗員8名全員について死亡を認定しました。
  • 令和5年12月7日、米軍は、リスクを軽減するため、オスプレイを保有するすべての軍種において、オスプレイの運用を停止する旨を発表しました。
  • 陸上自衛隊も、当面の間、オスプレイの飛行を見合わせることとしました。

米側の運用停止措置解除について

日本時間令和6年3月8日、米軍はオスプレイの運用停止措置の解除について、次のとおり公表しました。

  • 米海軍航空システム・コマンドは、2024年3月8日をもって、オスプレイの飛行許可を発出し、これを持って運用停止を解除した。
  • オスプレイの飛行許可が発出された後の運用再開のタイムラインは、それぞれの軍種及び任務の性質に固有の運用上の要請に基づく。
  • オスプレイは、全ての整備、安全及び手順の変更が実施された後にのみ運用される。
  • 在日米軍及び陸上自衛隊が運用するオスプレイの運用再開のタイムラインについては、日米間で引き続き緊密に調整を行っていく。

日本国内のオスプレイの段階的な運用再開について

令和6年3月13日、防衛省は日本国内のオスプレイの段階的な運用再開について、次のとおり公表しました。

  • 令和6年3月8日のオスプレイの運用停止措置の解除を受け、米軍の各軍は、それぞれの指針に従い、適時に運用再開を実行していくこととなりますが、日本国内においては、日米間において、運用再開のタイムラインについて緊密に調整を行ってきました。運用再開までの今後の進め方は、各部隊の任務、運用上の所要、各種安全対策の実施状況により、部隊によりそれぞれ異なってまいりますが、こうした差異を踏まえつつ、日米間で今後の進め方について調整を行ってまいりました。
  • 今後、陸上自衛隊のオスプレイ及び日本国内の米軍のオスプレイは、段階を経て、任務に対応する能力を回復していく計画です。具体的には、まず、今般の事故の再発防止のための安全対策として示された整備や教育を行います。
  • これらの整備等を終えた機体から、順次、基本的な飛行を行い、技能の練度を回復していきます。この基本的な飛行は、必要な安全対策を講じ準備が整った上で、各部隊の指揮官の判断で行われますが、陸上自衛隊及び日本国内の米軍のオスプレイは、令和6年3月14 日以降、準備が整ったものから順次飛行を開始することを確認しました。
  • 基本的な技能の練度の回復期間は部隊ごとに差異があり、一定期間にわたるプロセスとなります。陸上自衛隊のオスプレイについては、初飛行後、当面の間、飛行場周辺空域での飛行を行い、必要な練度を回復した上で、次の段階の訓練に進む計画です。米側においても、段階を踏んで慎重に運用再開のプロセスを進めていくことを確認しています。加えて、このプロセスは、一度に全てのオスプレイが飛行を開始していくということではなく、整備等の準備を終えた機体から、段階的に行われる計画です。
  • このような慎重なプロセスを経て、基本的な技能の練度を回復した部隊から、順次、基本的な任務やより高度な訓練を経て、求められる任務に対応する能力を回復していきます。
  • 防衛省と在日米軍司令部は、オスプレイの運用再開に当たっては、飛行の安全確保が最優先であることを再確認し、これらのプロセスを安全確保に万全を尽くしながら、慎重に進めていくとともに、南西地域を始めとする我が国の防衛のため、必要な措置を講じた上で段階的に任務に復帰していくことを確認しております。

横田基地所属CV-22オスプレイの墜落に関する要請

令和5年11月29日、入間市が加入する埼玉県基地対策協議会から北関東防衛局に対し、要請を行いましたのでお知らせします。

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