お茶の種類
緑茶も紅茶もウーロン茶も、もとは同じ茶の木からつくられています。
煎茶
露天の茶芽を原料とし、蒸して揉みながら乾燥したもの。日本で生産されているお茶の80パーセントを占めています。
爽やかな香りと甘味の中に淡い渋みがあります。
玉露
新芽が伸び始めたころに茶園に覆いをして直射日光をカットして作ったお茶です。
煎茶に比べて、鮮やかな色合いとまろやかな味がします。
ほうじ茶
番茶や煎茶を強火で焙じたもので、こうばしい香りがします。
玉緑茶
煎茶などで行われる精揉(お茶の葉の形を整える)をせず丸型に仕上がったものです。
中国式のかまいり製玉緑茶と日本式の蒸し製玉緑茶があります。
まっ茶
直射日光をさけて育てた茶葉を蒸した後、揉まずに乾燥させ、石臼で微粉末にしたものです。
日本の茶道に用いられています。
ウーロン茶
お茶の葉をある程度しおらせ醗酵させて作ったお茶です。
主に中国の福建省、広東省北部や台湾でつくられています。
小さな湯呑に濃く出して飲む工夫茶というのみ方があります。
新香味茶
埼玉県茶業試験場で開発された、花の香りに似た独特の香気を持つ新しい種類のお茶です。
紅茶
葉を切断したり揉んだりした後、完全に醗酵させたお茶です。イギリス、ロシア、オランダ、中国、インド、スリランカ、インドネシア、ケニア等で生産・商品化して飲まれています。
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更新日:2023年03月31日