令和5年度版環境報告書

環境報告書

市では、環境基本条例に基づき、環境の保全および創造に関する施策を総合的に推進するため、令和2年度に第三次環境基本計画を策定し、様々な取り組みを進めています。

令和4年度中の取り組み状況をまとめた「令和5年度版環境報告書」ができましたので、概要をお知らせします。

基本方針1 循環型社会の更なる推進と地球温暖化対策の推進

循環型社会の推進のため、ごみの減量・資源化の取り組みを実施しました。食品ロス削減のために、「てまえどり」のオリジナルPOPを作成し、コンビニエンスストアなどに設置していただいたほか、家庭の使用済み食用油をスーパーマーケットで回収する取り組みを開始しました。

また、地球温暖化対策の取り組みとして、電気自動車等への充電と電気自動車等から住宅への給電ができるV2H充放電設備への補助や、入間市地球温暖化対策実行計画の策定、電気自動車のシェアリング、移動の脱炭素化を促進するアプリの導入などを実施しました。

基本方針2 豊かな自然環境の保全

加治丘陵や水辺の環境保全を継続して行ったほか、農産物のブランド化、プロモーションなどの支援を通じて、地域の農業生産の振興に取り組みました。

基本方針3 住みやすさが実感できる都市環境の構築

地域の緑の充実のため、ブルーベリーの苗木を配布しました。また、交通環境の整備の一環として、コミュニティバスの利便性向上のため、時刻表や地域公共交通マップのデザイン変更を行いました。歴史・文化を大切にした景観の保全としては、旧黒須銀行の復元修理工事に向けたクラウドファンディングを実施したほか、文化遺産等のイベント活用により魅力発信に取り組みました。

基本方針4 安心して健康に暮らせる生活環境の保全

環境保全のため、自動車排ガス調査や河川の水質調査を継続して行いました。

また、騒音・振動・悪臭の相談は87件受け付けましたが、85件を解消（改善）することができました。

基本方針5 環境学習の推進と環境活動の実践

環境アドバイザーによる環境市民講座を実施しました。また、新型コロナウイルスの影響が軽減し、各種イベントが再開しました。いるま環境フェアについても、実施方法を変更し3年ぶりに開催しました。