楽しく脱炭素!行動変容を促す「サスティナブルウォークいるまいる」

更新日:2023年12月28日

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サスティナブルウォークいるまいる
株式会社スタジオスポビーとの共創事業です

見えない脱炭素行動を、見えるポイントへ

サスティナブルウォークいるまいるは脱炭素社会に向けた、個人の移動に関する行動変容を促す取り組みです。
ガソリン車の移動を、歩ける距離なら徒歩に、自転車で行ける距離なら自転車に置き換える。そして、自分の行動がどの程度の脱炭素に貢献しているかをスマートフォンアプリ「SPOBY(スポビー)」で測ることができるのが「脱炭素ポイント」です。目に見えるだけでなく、貯まったポイントが地域で特典と交換できる仕組みによって、楽しく脱炭素を叶えることが大きな特徴です。

豊かさを犠牲にせずに、脱炭素に取り組む

SDGs未来都市計画でも掲げているゼロカーボンシティ(脱炭素型のまち)。二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指すゼロカーボンシティの実現には、入間に関わる人、ひとり一人の協力が不可欠です。
たった一人のちょっとした行動でも、それが毎日、14万人分積み重なれば、どうでしょう?大きな効果を生み出すことができると思いませんか。

市民のみなさんと共に、脱炭素に取り組むにはどうしたらいいか?
そしてその取り組みは、何かを我慢したり、別の何かを不便に感じないものがいい。取り組みを通じて人々が豊かさを感じられるものでありたい。

この理念に共感した株式会社スタジオスポビーと連携し、市民・事業者を巻き込んでゼロカーボンシティの実現を目指す取り組みこそが「サスティナブルウォークいるまいる」です。強制的で豊かさを抑制する脱炭素ではなく、みんなが楽しく取り組める自発的な脱炭素を習慣化できるようにすることが私達の大きな目標です。

令和4年度実証を踏まえ、令和5年度から社会実装

内閣府「デジタル田園都市国家構想交付金」の採択を受け、令和5年度から関東の自治体として初めてSPOBYを実装し、令和5年12月時点で累計2,500名以上が参加しています。

楽しく続けられるものだからこそ、多くの人が参加できる取り組みとなっています。社会=自分たちがくらしている地球を守っていく、そして地域の活性化にもつながるように、より多くの地元店舗等にも協賛店舗として参加できるものにし、いるまいるの応援団を増やしていきたいです。

いるまのエコライフ

共創パートナー

株式会社スタジオスポビー

株式会社スタジオスポビーは、「人の行動変容を促進させ、社会課題を解決する」ビジョンにより設立したスタートアップ・ソーシャルカンパニーです。ひとの移動により脱炭素と健康を実現する唯一のアプリ「SPOBY(スポビー)」は、2022年5月よりサービス提供を開始。地方最大級のビジネスイベント「TGA Festival 2022」ではグランプリを受賞しました。また、環境省「地域脱炭素連携企業」50社にも選定されています。

経済産業省関東経済産業局

経済産業省関東経済産業局では、「令和4年度イノベーションの社会実装に向けた地域成長産業共創事業」を実施し、3地域と連携して社会課題を解決するソリューションの持続可能な形での社会実装に向けた指針を策定しました。

実証実験結果

令和4年度に行った入間市における実証事業では、2か月で 624名が参加し、 約2トンの脱炭素 (CO2排出抑制) を実現することができました。

用語解説

ゼロカーボンシティ
脱炭素型のまちづくりのことです。入間市では、SDGs未来都市計画において2030年のあるべき姿のひとつとして「ゼロカーボンシティ」を掲げています。

サスティナブル、サステナブル
「持続可能な」という意味の英単語「sustainable」をカタカナ表記にしたものです。

脱炭素、ゼロカーボン
温室効果ガスの排出量と吸収量をイコールにすることで「排出量を実質ゼロにする」ことです。温室効果ガスの代表である二酸化炭素は、企業活動や家庭から排出され、森林などに吸収されます。

該当するシンボリックアクション
モビリティアクション、オープンアクション、サスティナブルアクション

この記事に関するお問い合わせ先

企画部 秘書課未来共創推進室
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡1-16-1
電話番号:04-2964-1111(代表)
ファクス番号:04-2964-1013
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