自分らしく暮らし続けるために、できること
アクティブシニア向け手帳の開発に協力
入間市と株式会社NOLTYプランナーズは「在宅医療・介護連携の推進に関する連携協定」を締結しました。この連携協定に基づき、入間市は在宅医療・介護連携のためのアクティブシニア向け手帳の開発に協力しています。
アクティブシニア向け手帳は、「準備～話し合い～自分の意思を定期的に考える」ACP（アドバンス・ケア・プランニング）の実践ツールとして、株式会社NOLTYプランナーズが開発を進めています。入間市がモニター協力をすることによって、手帳の有用性を高めるだけでなく、モニター利用者の利便性向上やACPの普及啓発、在宅医療・介護関係者の連携の推進につながることが期待されます。
令和5年度現在、株式会社COLORSが相続についての監修を行い、三者間で共創し、資産相続と人生会議のための手帳「引き継ぎナビ」の開発に着手しています。
「引き継ぎナビ」は、手帳（スケジュール帳）と別冊で構成し、過去・現在・未来と向き合うことを手助けするものとなる予定です。
株式会社NOLTYプランナーズとの在宅医療・介護連携の推進に関する連携協定
高齢者が地域で自分らしく暮らし続けることができるように
入間市の取り組みのポイントは、ACP（アドバンス・ケア・プランニング）の普及啓発につながること、市民が継続して使える仕組みであること。また、認知症予防・介護予防等により市民が元気に生活することで、将来的に介護保険費及び医療費の削減につなげるとともに健康寿命の延伸を図ることです。
特に、ACPの普及啓発には力を入れています。これから自分がどう生きたいのか、どう過ごしたいのかを考え、自分が信頼できる人や医療・ケアチームと話し合うためのきっかけとして、「人生会議ノート」の配布を行っています。
連携協定の締結及びアクティブシニア向け手帳の開発協力は、入間市と株式会社NOLTYプランナーズの想いが一致したことで実現しました。
きっかけは、株式会社NOLTYプランナーズから、在宅医療・介護連携のためのアクティブシニア向け手帳の開発の協力依頼があったことです。
株式会社NOLTYプランナーズは、ACPの実践ツールを開発したいと考えており、よりよい製品とするためのモニター実施協力先を探していました。
入間市が開発に協力することで、ACPの普及啓発ができることに加えて、在宅医療・介護連携の推進にもつながり、更にモニターとなってもらう市民にとっての利便性が向上することが期待されます。
モニター協力の内容
入間市役所
市民への周知を実施（市公式ホームページ・市公式SNS、市役所内の展示スペースなどにお知らせを掲出。高齢者支援課で把握しているサロンや団体等にも配布）。
モニター希望者へ製品を配付し、後日、アンケートの協力を依頼する。
モニター希望者（市民）
配布会場等でモニター製品を受け取って実際に使用する。
後日アンケートに協力する。
市役所1階市民ホールで市民周知
今後の展開
市民モニターから回収したアンケートの内容を分析し、令和6年度中の販売を目指しています。
共創パートナー
株式会社NOLTYプランナーズ
市販・直販ともに大きなシェアを持つ手帳メーカー。書く力が持つ強みを活かした商品開発・プログラム展開を実施しています。豊かな人生・社会に繋がる商品開発、手書きの行動促進・価値提供を行っています。「引き継ぎナビ」は、株式会社NOLTYプランナーズの手帳製本技術によって愛着を持ちながら長期保管が可能です。
株式会社COLORS
資産関連のサービス専門家がおり、デジタルで法定相続情報一覧図の作成を可能にするツール「らくらく相続図」を提供しています。資産の引継ぎに関する悩み・ストレスをなくし、潤滑に相続できます。
用語解説
ACP
アドバンス・ケア・プランニング（Advance care planning）のこと。
もしものときのために、自分が望む医療やケアについて前もって考え、繰り返し話し合い、共有する取り組みのこと。人生会議ともいう。
もしものときのために『人生会議（ACP：アドバンス・ケア・プランニング）』始めましょう
アクティブシニア
主に65歳〜75歳の高齢者を指し、次のような特徴がある人のこと。
- 仕事や趣味に積極的である
- 健康に関して意識が高い
- 新しい価値観を柔軟に受け入れる
該当するシンボリックアクション
この記事に関するお問い合わせ先
企画部 秘書課未来共創推進室
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡1-16-1
電話番号：04-2964-1111（代表）
ファクス番号：04-2964-1013
メールフォームによるお問い合わせ
更新日：2023年12月19日