非日常の狭山茶体験 〜茶の輪〜
味覚だけじゃない!五感で体験したい狭山茶
狭山茶を五感で体験できる新たな観光スポット、茶畑テラス「茶の輪」。
事前予約制の有料貸切テラスで、お茶屋さんの個性や季節に合わせた90分制のプランを用意し、入間で採れたお茶と空間を味わえます。たくさんの方に茶畑景観の美しさや狭山茶の美味しさを知ってもらう、体感型観光事業です。
観光振興・狭山茶振興につなげるとともに、観光客が市内を周遊するきっかけを作り、地域経済の活性化につなげます。
観光地未満の入間市と、名産品「狭山茶」の課題
入間市は、年間約400万人が訪れる三井アウトレットパーク 入間などの大型商業施設が賑わいを見せる一方、茶畑が広がる茶どころ通り一帯は、観光客を迎える目的地がありません。観光資産として、いかに茶畑の景観を活用していくかが課題です。
また、茶葉で飲むお茶の1世帯あたりの消費量は、令和4年は平成18年の約6割と減少している一方で、緑茶飲料(ペットボトルなど)の消費量は約2割程度増加しています(参考:農林水産省ホームページ 茶をめぐる情勢)。飲用ニーズの多様化により、茶葉を購入する機会が年々縮小しているのです。さらに、収穫量が少ない狭山茶(注1)の流通は、近隣首都圏が中心となっており、飲用人数・飲用地域は他の茶産地と比べて少ない現状があります。
(注1)日本のお茶の産地としては、入間市は冷涼な土地で、年に1回、多くても2回しか収穫しないことが特徴です(温暖な土地だと、年に4から5回収穫を行います)。葉を採られることで木にはストレスがかかりますが、収穫回数が少ないことによって次の新茶シーズンに向けた準備期間を長く取ることができます。
品質を守り続ける個性豊かな茶園
入間市内のお茶屋さんは約100店舗(市内にあるコンビニ店舗数の約2倍)。お茶屋さんの多くは、栽培〜製造〜販売までの工程を、自家で一貫して手掛けています(自園・自製・自販)。これは、全国的に見ても珍しいことです。それぞれの店舗で独自のこだわりを持って、製造を行っており、それぞれのお店のブランドを確立し、高い品質を保ち続けています。
ノウハウ×地域資源 茶畑テラス「茶の輪」
観光資産としての茶畑景観活用
狭山茶トライアル人口の増加、購買機会の拡大
個性豊かな茶園
これらをふまえて、「狭山茶の主産地 入間市」にしかできない、体験型観光メニューを計画しました。公募型プロポーザルにより、ノウハウを持つ民間事業者から企画提案を募り、株式会社AOBEATを共創パートナーに選びました。
【PR Times】 茶畑テラス「茶の輪」3月10日(金曜日)オープン!
【テレビ埼玉YouTubeチャンネル】GWを近くで楽しく!~人混みを避けて茶畑でのんびり〜
首都圏 NEWS WEB “茶畑眺めながら狭山茶を” 茶畑にウッドデッキ 埼玉 入間
共創パートナー
株式会社AOBEAT(アオビート)
2021年に創業。静岡県内各地の農家と連携し、年間約5,000人が茶畑に訪れる「茶の間」サービスを展開。茶の卸、小売(ネット販売含)から茶を活用した教育事業なども手掛けるスタートアップ企業。2022年7月にティーブランド「aardvark tea」をローンチ。静岡市に1号店のスタンド業態の「aardvark tea Astand」をオープン。
市内の茶園
茶園ごとに異なる強みを活かし、茶の輪でのプラン提供を行っています。
該当するシンボリックアクション
この記事に関するお問い合わせ先
企画部 秘書課未来共創推進室
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡1-16-1
電話番号:04-2964-1111(代表)
ファクス番号:04-2964-1013
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更新日:2024年01月23日