「狭山茶と山本山、200年後の出会い。」

更新日:2024年01月22日

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非日常の狭山茶体験 茶の輪
山本山との共創事業です

江戸時代から認められた、狭山茶

山本山は、初代・山本嘉兵衛が江戸日本橋に茶を商う店を開いたのが始まりの老舗企業で、2023年に創業333年を迎えました。

江戸時代後期には、当時の山本山店主、5代目・山本嘉兵衛さんが狭山茶を試飲し

「狭山にこれほどおいしいお茶があるとは思わなかった。宇治のお茶にも劣らない。私もこのお茶を国内に広めていこう。」

と絶賛。狭山茶の取り扱いを開始し、販路拡大を後押した歴史があります。

このプロジェクトは、江戸時代から縁があった狭山茶の可能性を現代の人たちに提案することができないか、入間市と共に考えたいと山本山から提案があり、狭山茶の主産地である入間市と連携することになりました。

「いつもとちょっと違った狭山茶が楽しめる」新感覚ドリンク

プロジェクトの第1弾として、埼玉県外からも多くの人が訪れる三井アウトレットパーク 入間で開催された「おいしい狭山茶大好き条例制定記念イベント」に山本山ドリンクスタンドが出店!
コンセプトは、「いつもとちょっと違った狭山茶が楽しめる」。日本茶の楽しみ方を提案している「山本山 フジヱラボ」(以下、「フジヱラボ」)で提供している煎茶ベースのソフトドリンクから、イベント限定で2種類販売されました。
ベースになる茶葉は入間市内のお茶生産者が作った茶葉を使用。深みのある濃厚な味わいが特徴の狭山茶を、それぞれアイスとホットで爽やかに楽しめる新感覚ドリンクになりました。

ふじえらぼドリンク
狭山茶にフジヱラボ特製の和三盆蜜とソーダを合わせた『狭山茶ソーダ』(左)、狭山茶に柚子ジャムを合わせた『狭山ゆず茶』(右)

「てぃぐり〜」が山本山本社(日本橋)にインターンシップ 狭山茶の魅力を伝えるインスタライブも放送

埼玉県入間市を拠点に狭山茶の魅力を伝えている中学生・高校生のグループ「てぃぐり〜」が、東京・日本橋にある山本山の本社を訪れて、異なる産地や火入れのお茶をブレンドする「合組」を体験。
インターン中は、狭山茶の歴史に大きく関わる山本山のことを学びました。また、実際に街中を案内していただきながら、日本橋のこと・日本橋の歴史について知識を深めることができました。

てぃぐり〜、お茶を語る!
インターンシップの最後には、山本山として初のインスタライブ「狭山茶×山本山 インスタLIVE with てぃぐり〜」を配信しました。山本山の広報担当が進行役となり、てぃぐり〜から入間市の魅力や入間市で作っている狭山茶の魅力を聞き出しました。

共創パートナー

株式会社山本山

いまうまい。〜いつでも、どこでも、おいしい〜

1690年(元禄三年)にお茶を商う商店として日本橋に創業して以来、お茶と海苔の新しい価値を提供してきたのが山本山の歴史です。江戸期には初めて「煎茶」を販売したほか、「狭山茶」の普及にも尽力。六代目当主は「玉露」を発明するなど、お茶文化の普及に寄与してきました。1947年からは「海苔」の商いも始め、現在は全国から厳選したお茶と海苔を販売するだけでなく、お茶や海苔を使ったスイーツ商品なども企画・販売。

狭山茶の魅力を伝える「てぃぐり〜」

狭山茶のPRに取り組む「お茶大使(注1)」を経験した小中高校生の中から、有志メンバーで構成されたグループ「てぃぐり〜」(発足当初は高校生でしたが現在は大学生になったメンバーもいます)。
狭山茶のイベントの司会や、お茶屋さんスタンプラリーの発案・協力、抹茶のラテアート講座などさまざまな活動をしています。

スローガンは「every day with tea(毎日をお茶とともに)」。

注1 お茶大使は、小学生が狭山茶に関する知識や淹れ方などを競う「T―1グランプリ」で上位入賞した子どもたち。任期の1年間でPR活動に取り組む。主な活動は、入間市内の様々なイベントにおける急須で淹れた狭山茶の茶ぶるまい。

該当するシンボリックアクション
カルチャーアクション、オープンアクション、サスティナブルアクション

この記事に関するお問い合わせ先

企画部 秘書課未来共創推進室
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡1-16-1
電話番号:04-2964-1111(代表)
ファクス番号:04-2964-1013
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