心豊かでいられる、「未来の原風景」を創造し伝承する。

更新日:2023年04月28日

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心豊かでいられる、「未来の原風景」を創造し伝承する。

市長メッセージ

心豊かでいられる、「未来の原風景」を創造し伝承する。 この言葉は、100年後の未来を生きる人たちからも、入間らしい素晴らしいまちだと感じてもらえるような、心豊かで幸せなまちをみんなで共に創っていこう、そう思う一日一日の積み重ねを大切にしていこうというメッセージです。 「心豊か」のあり方も、「原風景」のイメージも、それぞれの想いがあっていい。 終わりのない“一生未完成のまち”をみんなでずっと一緒に創っていこうという“かけ声”なのです。

どうして”今”パーパスを策定したのか。背景やパーパスに込められた想いについて市長自ら語ります。

素材提供
株式会社アルサ埼玉(ドローン映像)、市民カメラマンのみなさま

私たちが日々、暮らしを重ねている街、入間市。 日本の多くの市区町村と同じように多くの社会問題を抱えながら、 約15万人というかけがえのない人々の暮らしを支える緑の街です。 茶畑や加治丘陵を代表に多くの自然を有し、多くの商業・文化的施設も 存在するため市外から沢山の方々が足を運んでいます。 一方で、人口減少が続いており、暮らしの拠点としての側面は、 その色合いを少しずつ減らしています。
私たちは改めて入間市が持つ多くの文化・資産を再定義し、 真に心も身体も豊かな暮らしを持続させるための社会を 創っていかなければなりません。 これは古くは自然豊かな原風景として栄えた入間を、 未来に向けてさらにアップデートする試みでもあります。 心も身体も、そして社会にとっても豊かな原風景を創造し、 伝承することこそ、入間市が社会に誇れる新たなビジョンと考えます。

「心豊かでいられる」とは
物質的にも経済的にも成長しきった現代社会において、我々に求められるのは「今」を幸せと感じられる感受性です。身体は健康でも、心が満たされていない人生を是とはしません。

「未来の原風景」とは
「みんなでつくる住みやすさが実感できるまち」そのものです。つくるのは、100年後も原風景と呼ばれる「今のまち」です。

「創造」とは
これまでの延長線は「改善」でしかありません。改善は進めつつ、一生未完成のまちをみんなで創造していきます。

「伝承」とは
新しければいいのか?そんなことはなく、つなぐべきものはつないでいきます。それは新旧だけでなく、中から外へ、つまり入間市以外へもつなげていきます。
1500ある市区町村に先駆けて、未来の原風景を創造し拡張していきます。

出演者の紹介

スペシャルムービーには、3名の入間市民が登場します。まちづくりに対する想い、自身にとっての「未来の原風景」について語っていただきました。

学生 村野こころさん

NPO法人AIKURU FREEBASEで中高生の居場所づくりの活動を行っています。

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私がやったことが、100年後入間市の何か重要なものになってたら、それってめっちゃ可能性があって面白いなって思いました。

狭山茶農家 的場龍太郎さん

お茶の可能性を広げる情報発信をしています。

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みんなが当たり前に、お茶を中心にコミュニケーションをとっているっていう状況を、また作っていきたいなという風に思っています。

元気が出る藤沢未来ネット 齋藤勝久さん

世代や職種、バックボーンを超えた有志が自発的に集まり、藤沢地区で積極的に活動しています。

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私達の活動ってパーパスと似ているなって。地域と行政だとか、企業などコラボして一緒になってできることなのかなと思ったりしました。

入間らしさで「未来の原風景」を創る

入間市の強みを活かすことで、または、弱みを克服することで、”心豊かでいられる、「未来の原風景」を創造し伝承"していきます。
次の5つの切り口から取り組みを進めています。

5つのシンボリックアクション、ウェルビーイングアクション、モビリティアクション、カルチャーアクション、オープンアクション、サステナブルアクション

 

ウェルビーイングアクション(クリックして詳細を表示)

ウェルビーイングとは、一般的に、満たされていて不足がない状態のことを言います。

ここでは、日常生活だけでなく、仕事をする上でも心身ともに健康でいられる状態のことを指します。精神的・精神的・社会的に不安がない状態で、それぞれにとっての幸福を持続的に感じられる環境づくりや行動などの様々な活動のことを「ウェルビーイングアクション」と定義づけます。

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自分らしくいられる、自己実現できるまち
コミュニティがあり、人とつながっているまち
「やらされている」から「やりたい」へ転換するまち
心の健康を大事にするまち
予防に特化したまち

 

モビリティアクション(クリックして詳細を表示)

モビリティとは、一般的に動きやすさ・可動性・移動性・流動性など、人の移動や物の輸送などで使用される言葉です。

「モビリティアクション」は、常識にとらわれず、移動に関する課題を解決し、様々な事柄に容易にアクセス可能にするための取り組みです。また、ヒト・コト・モノ・カネ・情報の流れに付加価値を付けて、別の事象に作用させる取り組みでもあります。

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年間観光入込客数が県内4位であることや、市外アクセスの良さを活かす取り組み
市内の移動ルートに関する取り組み
起伏のある地形を活かす取り組み
市の端の方に駅があることを活かす取り組み

 

カルチャーアクション(クリックして詳細を表示)

カルチャーとは、「文化」を意味します。

ここでは、「文化」を習慣の他にも生活環境のメリットや土地の強み、住民の人柄といった様々な面を指す言葉と定義します。未来を見据えて入間の文化を伝承・創造・時代に合わせて更新し、入間市民が入間の価値を再認識できるような取り組みが「カルチャーアクション」です。

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市民が入間市の価値を再認識する取り組み
新旧の文化や、様々な文化が共生しているまち
娯楽施設に関する取り組み
お茶文化を未来へつなぐまち
良い距離のコミュニケーションがあるまち

 

オープンアクション(クリックして詳細を表示)

オープンとは、一般的に、開くこと、開放的であること、空間的に広々としている様子などを指します。

ここでは、まずは市から自分を「さらけ出し」、業種を超えた連携や新たな視点を「広げる」、常識や規則などに縛られずに誰でも参加できて、できないという決めつけから「自由」になる取り組みを「オープンアクション」と定義します。

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市の課題をさらけ出す
都心に近く緑が多い、14万人の市民がいることを活かす取り組み
常識や規則に縛られないまち
第三者の介入や、関係者を巻き込むような取り組み
価値のシェアリングを実践するまち

 

サステナブルアクション(クリックして詳細を表示)

サステナブルとは、持続可能な、ずっと続けていけるという意味があります。

「サステナブルアクション」は、入間が、人・環境・経済・暮らしなど様々な面のバランスを取りながら、持続可能なまちであり続けるための取り組みです。

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スマートヘルスシティ・ウェルネスシティ・ゼロカーボンシティを実現するまち
災害に強いまち
知名度アップへの取り組み
行きたくなる、活気のあるまち
入間市の環境保全

取り組みの推進体制

推進体制のイメージ

未来共創推進室がつなぎ役となって、入間に関わるすべての関係者とともに取り組みを推進していきます。

共創の窓口

入間市をこんなまちにしたい、こんな事業で社会課題を解決したい、という提案は「いるま未来共創ラボ」にお声掛けください。
一緒に未来の入間市を創りましょう!
入間未来共創ラボとは?

共創のイメージ
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この記事に関するお問い合わせ先

企画部 秘書課未来共創推進室
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡1-16-1
電話番号:04-2964-1111(代表)
ファクス番号:04-2964-1013
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