60 藤沢橋石造物群

更新日:2026年03月23日

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市指定文化財(有形民俗文化財・平成15年8月1日)令和8年3月1日追加指定

元の場所に戻った石造物

 藤沢橋石造物群は、県道川越入間線の藤沢橋のたもとに並んでいる。向かって右側から道標、石碑、石塔、石橋供養塔、大日如来像、三界万霊塔(さんがいばんれいとう)、庚申塔(こうしんとう)からなる石造物群である。製作年代や由来、もとの造立された場所はそれぞれ異なるが、周辺の道路整備により現在の位置に集められたもので、藤沢橋付近の貴重な石造物として、平成15年に市指定有形民俗文化財に指定され、令和8年3月1日に三界万霊塔と庚申塔が追加指定された。

 右側の道標は、右側面に「江戸道」、正面に「八王子 おうめ」と刻まれた自然石の道標である。

 2番目の石碑は昭和42年に建てられた句碑で、正面に「八十二翁 行く秋を 大日如来 ぶじおわす」と刻まれている。

 3番目の石塔は享保15年(1630)に関谷氏が施主となり建てられた。正面に「瑞光庵主喜雲祐海慈息」(ずいこうあんしゅきうんゆうかいぜんそく)と刻まれている。

 4番目の石塔は山形角柱の石橋供養塔で、寛政9年(1794)に祐海法師が願主となり近村の世話念仏講中の人々が建立したことが刻まれている。また、台石は道標となっている。

 5番目の大日如来像は正徳元年(1711)に関谷氏が願主となり建立された。もとは川べりにあったが、洪水の際に流されて頭部を欠損している。

 6番目の三界万霊塔は型式は山形角柱で、正面側には法印寛與(かんよ)が導師を務め、念心ほか14人の念仏供養の講中(仲間)が建立したことが刻まれている。裏側には廻国供養成就記念と石橋供養を兼ねて宝暦2年(1752)8月20日に建てたことが刻まれている。

 7番目の庚申塔は型式は板石の文字塔で、中林弥兵衛が願主となって明治4年(1871)8月に建立された。

 

今回追加された2基の詳細は下記よりご確認ください。

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