【小学6年生から高校1年生までの方へ】HPV(子宮頸がん予防)ワクチン予防接種について
HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの定期接種について
HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの予防接種は、小学6年生から高校1年生相当の女子を対象として実施する予防接種(定期接種)です。
HPVワクチンは、長期にわたり接種の積極的勧奨が差し控えられていましたが、厚生労働省による第72回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会および令和3年度第22回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会において、HPVワクチンの積極的勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当とされたため、令和4年度から積極的勧奨を再開いたします。
対象の方には、順次、勧奨通知と予診票をお送りします。
接種される際は、市内指定医療機関又は県内協力医療機関へ事前に予約のうえ、予診票と母子健康手帳を持参し、接種してください。
令和5年4月1日からは新たにシルガード9(9価ワクチン)が使用できることになりました。
HPVワクチンについて知ってください(概要版) (PDFファイル: 2.8MB)
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(厚生労働省のサイト)
法定接種年齢
12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女子
対象者 | 生年月日 |
---|---|
小学6年生相当 | 平成24年4月2日生まれ~平成25年4月1日生まれ |
中学1年生相当 (注釈) |
平成23年4月2日生まれ~平成24年4月1日生まれ |
中学2年生相当 | 平成22年4月2日生まれ~平成23年4月1日生まれ |
中学3年生相当 | 平成21年4月2日生まれ~平成22年4月1日生まれ |
高校1年生相当 | 平成20年4月2日生まれ~平成21年4月1日生まれ |
(注釈)標準的な接種期間は、中学1年生相当の間です。
接種場所
接種間隔と回数
サーバリックス(二価ワクチン)、ガーダシル(四価ワクチン)、シルガード9(九価ワクチン)の3つのワクチンがあります。ワクチンごとに接種間隔が異なりますので、ご注意ください。
接種にあたっては、同じワクチンを続けて接種してください。
ワクチンの種類 | 接種回数 | 標準的な接種スケジュール |
---|---|---|
サーバリックス (2価) |
3回 | 1回目から1か月の間隔をあけて2回目 1回目から6か月の間隔をあけて3回目 |
ガーダシル (4価) |
3回 | 1回目から2か月の間隔をあけて2回目 1回目から6か月の間隔をあけて3回目 |
シルガード9 (9価) |
1回目が15歳未満 2回 |
1回目から6か月以上13か月未満の間隔を あけて2回目 |
1回目が15歳以上 3回 |
1回目から2か月の間隔をあけて2回目 1回目から6か月の間隔をあけて3回目 |
(注意)上記の間隔での接種が難しい場合は医療機関へご相談ください。
持ち物
母子健康手帳(または子宮頸がん予防ワクチン接種記録票)と予診票です。
- 母子健康手帳
- 接種履歴の確認のため、必ず持参してください。
- 紛失等した場合は、母子健康手帳の代わりとなる「予防接種個人台帳」を発行しますので、健康福祉センター窓口へお越しください。
- 予診票
- 対象者には随時予診票を発送しています。
- 再発行の場合は下記リンク先よりオンラインで申請してください。
- お急ぎの方は窓口でも発行できますので、母子健康手帳及び身分証明書を持参の上、健康福祉センター窓口へお越しください。
接種にあたっては、原則として、保護者の同伴が必要です。例外として同伴しない場合は、あらかじめ予診票を入手して、説明書を読み保護者同意欄に署名しておくことが必要となります。ご注意ください。
子宮頸がん予防ワクチンQ&A
質問1
「サーバリックス」、「ガーダシル」、「シルガード9」のどれを選べばいいのでしょうか?
回答1
いずれのワクチンも子宮頸がんの予防効果があります。医療機関で相談し、接種できるほうを接種してください。
質問2
「サーバリックス」を1回接種しましたが、2回目以降に「ガーダシル」を接種することができますか?
回答2
「サーバリックス」と「ガーダシル」はいずれも同じワクチンを3回続けて接種することになっています。1回目に「サーバリックス」を接種した方は、2回目以降も引き続き「サーバリックス」を接種してください。1回目に「ガーダシル」を接種した方は、2回目以降も引き続き「ガーダシル」を接種してください。
なお、制度上「シルガード9」は交差接種も可能ですが、安全性についてのエビデンスが限定的です。接種を行う際は、医師とよくご相談のうえ行ってください。
質問3
「サーバリックス」、「ガーダシル」、「シルガード9」の接種方法は同じですか?
回答3
ワクチンの種類によって接種の間隔が異なります。標準的な接種方法の場合、「サーバリックス」は初回接種から1か月後、6か月後に接種します。「ガーダシル」は初回接種から2か月後、6か月後に接種します。「シルガード9」は初回接種から2か月後、6か月後に接種します。なお、初回接種時に15歳未満で「シルガード9」を接種する場合は、接種回数が2回になります。ご注意ください。
質問4
ワクチンの接種につい疑問や不安があるとき、どこに相談すれば良いですか?
回答4
一般社団法人埼玉県産婦人科医会が、HPVワクチン接種に関する無料オンライン相談窓口を開設しました。下記リンクをご確認ください。
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(厚生労働省のサイト)
キャッチアップ接種
HPVワクチンの積極的勧奨を差し控えていた期間に定期予防接種の対象であった、平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれの女子で、HPVワクチンの3回の接種を完了していない方向けにキャッチアップ接種を実施します。
詳細は、次のページをご参照ください。
【平成9年度から20年度生まれの方へ】HPV(子宮頸がん予防)ワクチンキャッチアップ等の接種期間の延長
医療従事者の方へ
医療従事者の方向けに、情報提供しています。
リーフレットや厚生労働省による情報提供をご確認いただき、接種にご協力をお願いします。
この記事に関するお問い合わせ先
健康推進部 地域保健課
〒358-0013 埼玉県入間市上藤沢730-1
電話番号:04-2966-5513
ファクス番号:04-2966-5514
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更新日:2025年01月16日