53 石造閻魔(えんま)大王像

更新日:2023年03月31日

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木の格子で囲われた中にある石造の写真

市指定文化財(有形民俗文化財・平成8年4月1日)

 二本木郵便局近くの寿昌寺にある。台座の銘文によれば、享保15年(1730)4月に二本木、大森村の念仏衆及び村人が建立した像高80センチメートル 総高120センチメートルの石造の閻魔大王像である。元は、今は廃寺となった二本木の浄珍寺にあったものである。通常、寺の境内や墓地には地蔵菩薩が建立されているが、石造の閻魔大王像が建立されているのは珍しく、市内でも唯一のものである。

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