9 西三ツ木の高札場(こうさつば)

更新日:2025年12月01日

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木の柵の奥に、木の屋根の柱から下がる2つの大きな絵馬型の木看板の写真

市指定文化財(史跡・昭和42年5月6日)

江戸時代幕府領の名主を務めた三木家の屋敷に入る道沿いに設けられており、幕府の権威を示すように石垣や土盛りの上に屋根を架けて建てられ、周囲に柵を廻らしている。

高札場はお上の末端の権威の象徴と位置づけられていたため、日常の清掃は勿論、修理などの終始徹底を厳命されていた。

近くには、馬頭観音堂(現・みつぎ台公園)の境内地から移転された稲荷社と手水鉢(ちょうずばち)がある。手水鉢は、文政13年(1830)3月に商人たちが金銭を出し合い奉納したもので、作者は扇町屋村の石工安藤忠七である。

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