60 藤沢橋石造物群

更新日:2023年03月31日

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住宅前にある複数の石造物の写真

市指定文化財(有形民俗文化財・平成15年8月1日)

 県道川越入間線の藤沢橋のたもとにある石造物群である。道標1基・石碑1基・石塔2基・大日如来像1躯(く)からなる。製作年代や由来はそれぞれ異なるが、近年の道路整備により一箇所にまとめられ、現在に至っている。

藤沢橋架け替え工事に伴う「藤沢橋石造物群」の移設

クレーンで釣りあげている石造物を男性が支えている写真

 現在埼玉県では、県道川越入間線が不老川を渡る場所にある「藤沢橋」の架け替え事業を進めています。
 事業に当たっては、市指定文化財「藤沢橋石造物群」が工事の範囲に含まれることから、文化財を保護するために、工事の期間、現在地から他の場所へ移動させることになりました。
 この作業が先日行われ、無事移設先へ移動することができました。現在は、以前の場所から県道を挟んで、西に約60メートルのところにあります。
 なお、「藤沢橋石造物群」は5基の石造物から構成されていますが、現在は隣地にあった「三界万霊供養塔」と「庚申塔」が左横に並び、7基の石造物群となっています。
本来の場所に戻るのは、いまから約3年後。しばらくは新しい地で静かにたたずんでいます。

黒いフェンスの前に並ぶ複数の石造物の写真

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