なくそう児童虐待(2)未然防止に関する取組み
児童虐待を防ぐために
児童虐待を防止する目的が、子どもの生命や健康を守るためであることは当然ですが、子育てに悩んでいるお母さんなどの保護者を救うこともその目的とするところです。
そのためには、地域の理解や社会全体での子育て支援が必要です。
「こどもまんなか 児童福祉週間」
令和6年度「こどもまんなか 児童福祉週間」
- 期間:令和6年5月5日(日曜日)から5月11日(土曜日)までの1週間
- 趣旨:子どもたちが健やかに育つこと、これは社会の宝である子どもたちに対する国民全体の願いであり、すべての子どもが家庭や地域において、豊かな愛情に包まれながら、夢と希望をもって、未来の担い手として、個性豊かに、たくましく育っていけるような環境・社会を作っていくことが重要です。
毎年5月5日の「こどもの日」から1週間を「こどもまんなか 児童福祉週間」と定めて、子どもの健やかな成長、子どもや家庭を取り巻く環境について、国民全体で考えることを目的に、各種事業および行事を展開することにより、児童福祉の理念の一層の周知と子どもを取り巻く諸問題に対する社会的関心の喚起を図るものです。
<2024年度児童福祉週間標語>
すきなこと どんどんふやして おおきくなあれ(加藤 共泰さん・6歳・香川県)
「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」
こども家庭庁では、毎年11月を「秋のこどもまんなか月間」と定め、こども・子育てにやさしい社会づくりのための各種取組を行っており、その一つとして「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」を実施しています。
家庭や学校、地域等の社会全般にわたり、児童虐待問題に対する深い関心と理解を得ることができるよう、期間中は児童虐待防止のための広報・啓発活動が全国で行われています。また、毎年標語を公募し、令和6年度は『189(いちはやく) 気づいてあげて そのサイン』(沖縄県・福元 悠真さんの作品)が選ばれました。
(注意)児童相談所全国共通ダイヤル:189(いちはやく)は、 虐待と思った時などに、すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号です。「189」にかけるとお近くの児童相談所につながります。通告・相談は、匿名で行うこともでき、通告・相談をした人、その内容に関する秘密は 守られます。
「オレンジリボン運動」
オレンジリボン運動は、平成16年に栃木県小山市で当時3歳と4歳の兄弟が虐待の末に殺害された事件をきっかけに、二度とこのような事件が起こらないよう願いを込めて、児童虐待防止を目指した市民団体が平成17年に始めた運動です。オレンジリボンは、そのシンボルマークであり、オレンジ色は子どもたちの明るい未来を表しています。

市では、令和6年10月26日(土曜日)に入間万燈まつりにて、オレンジリボン運動のブースを開設しました。
当日は、多くの方々に「こどもまんなかモニュメント」にオレンジリボンを貼っていただき、素敵なモニュメントを完成してもらいました。
完成した「こどもまんなかモニュメント」は、令和6年11月1日(金曜日)から令和6年11月8日(金曜日)まで、市役所1階の市民ホールに展示、その後は、こども支援課にて展示しております。ぜひ、見に来てください!
彩の国オレンジライトアップ運動

埼玉県では、令和6年11月1日から11月30日までの1か月間「彩の国オレンジライトアップ運動」と題し、人目に付きやすい場所をオレンジ色にライトアップすることで、児童虐待防止に関する啓発をおこなっています。
市でも、令和6年11月1日(金曜日)から令和6年11月8日(金曜日)までの平日18時から20時の間に、市役所正面入口にてオレンジライトアップ運動を実施しました。
市要保護児童対策地域協議会
虐待を受けている子どもをはじめとする要保護児童等の早期発見や適切な保護を図るため、平成18年度に「入間市要保護児童対策地域協議会」を設置しました。
要保護児童等の早期発見や適切な保護を図るためには、関係機関等がその子ども等に関する情報や考え方を共有し、適切な連携の下に対応していくことが重要です。そこで、平成16年に児童福祉法の一部が改正され、多数の関係機関等の円滑な連携・協力を確保するため要保護児童対策地域協議会の設立に関する規定が設けられました。
これからは、関係機関・団体のネットワークをいかして、児童虐待防止など子どもたちの支援に取り組んでいきます。
この記事に関するお問い合わせ先
こども支援部 こども支援課
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡1-16-1
電話番号:04-2964-1111(代表)
ファクス番号:04-2965-0232
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更新日:2024年11月13日