3R(スリーアール) ごみ減量のために

更新日:2023年10月10日

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ひとり1日100グラムのごみ減量

入間市ではひとり1日100グラムのごみ減量運動を推進しています。

 私たち市民が1日に出しているごみは、1人約787グラム(令和4年度排出量41,885トン)です。市全体の1日あたりのごみ量は、114.7トンにもなります。

 もし、1人が1日100グラムのごみを減量すると、市全体で1日約14.5トンのごみが減り、1年間では5,328トンのごみが減ることになります。

 「100グラムも減らせないよ…」と思われるかもしれませんが、みなさん1人ひとりのちょっとした心遣いがあれば、そんなに難しいことではありません。

さあ!100グラムのごみ減量にチャレンジ!

100グラムのごみってどのくらい?

いろいろな場面で出るごみの重さの説明図

令和4年度ごみ排出量内訳(重量比)

令和4年度ごみ量内訳の円グラフ

令和4年度ごみ量内訳の円グラフ

(可燃ごみ75%、粗大ごみ5.8%、プラ・ビニ5.6%、古布・紙類5.2%、不燃ごみ4.1%、ビン2.0%、ペットボトル1.3%、缶0.8%、不法投棄0.2%)

 ごみ全体の約4分の3が可燃ごみです。ごみの排出量は減少傾向にありますが、内訳(重量比)については、ここ数年大きな変化はありません。

令和4年度可燃ごみ総量 31,773トン

令和4年度可燃ごみ組成分析の円グラフ

令和4年度可燃ごみ組成分析の円グラフ

(生ごみ34.3%、その他可燃21.6%、紙類17.8%、草木14.6%、プラスチック類7.6%、ごみ袋2.2%、その他不燃1.9%)

雑がみを「リサイクルの輪」にのせよう!

 令和4年度のごみ質分析結果では、家庭や事業所から排出される可燃ごみのうち、約17.8%が紙類でした。さらに組成調査の結果、この紙類のうち70%が資源化できる紙であることが分かりました。
 この紙ごみをきちんと分別して資源化できれば、その分の処理費用がかからないうえ、二酸化炭素の削減などにもつながります。
 また、分別された古紙類は、資源物として古紙問屋に売却できます。令和4年度は年間約3500万円の収入となりました。

雑がみって何?

雑がみの種類、雑がみにならない紙、雑がみの出し方、紙リサイクルポイントの説明図

生ごみの水切りにご協力を!

 ご存知ですか?生ごみの約80%が水分です。

生ごみの水分が多いと…

  • ごみの重量が増えて運搬に要するエネルギーが余計にかかります。
  • 燃やすエネルギーが余計にかかります。
  • 集積所の汚れや悪臭の原因になります。

水切りの方法(例)

流し台でネットに入った生ごみを両手で上からしっかりしぼっている様子の写真
  • 三角コーナーにネットを取り付け一杯になったものをネットごとひと絞りしましょう。また、一晩おいてから捨てれば、かなりの水分が減ります。
  • スイカやメロン等の皮は細かく切ることで水切りしやすくなります。
  • 野菜の皮等の生ごみは、水に濡らさずに、乾燥させてから捨てましょう。

ちょっと一工夫

  • いらなくなったストッキングを水切りネットの代わりにしても効果的です。
  • ミカン等果物の皮は水分を絞る、または日光に当てるだけで減量します。

3R

ごみを減らすためのポイントは3R

3Rとは Reduce(リデュース) Reuse(リユース) Recycle(リサイクル)の頭文字を取ったものです。

Reduce(リデュース)〔発生抑制〕

ごみを減らすための第一歩はごみを増やさないことです。

ごみの発生自体を抑制すること。ごみを減らすためには、必要なものを必要な分だけ買う。使い捨て商品はできるだけ買わないなど生活スタイル全般を見直す必要があります。

  • 食材は最後まで使いきる。食べ物は残さず食べきる。
  • 買い物の前に冷蔵庫の中身を確認し、食材を買いすぎないよう心掛けましょう。
  • マイバッグ(買い物袋)持参でレジ袋、紙袋、余分な包装などは断りましょう。
  • 洗剤、シャンプー、調味料などは詰め替えのきく商品を選ぶ。
  • トレイにパックされた商品より、ばら売りされたものを選ぶ。
  • 流行やデザインにとらわれず、丈夫で長持ちしそうなものを選ぶ。
  • すぐ食べる時は賞味期限の近いものを選ぶ。
  • 生ごみを捨てるさいは水を切ってから捨てる。

Reuse(リユース)〔再使用〕

何度でも繰り返し使えるものを選びましょう。

いったん使用された製品や容器などを洗ったり直したりして再び使用すること。リターナブルびんを使ったり、着られなくなった服や不用になった家具を必要な人に使ってもらうなど、ものを長く大切に使うことも大切です。

  • 修理やアイデア工作をして捨てないように工夫しましょう。
  • 欲しい人に譲りましょう。
  • フリーマーケットやリサイクルショップを利用しましょう。
  • 買い物時には、長く使えるものを選びましょう。

Recycle(リサイクル)〔再資源化〕

どうしても他に利用できない場合は資源としてリサイクル!

リサイクルとは、いらなくなったものを処分するのではなく、原料や燃料として再び利用することをいいます。再資源化するためには決められたルールに従って正しく排出することが大切です。

  • 地域の集団資源回収に資源ごみを出す。
  • 資源ごみは正しく分別し、きれいな状態で出しましょう。
  • 生ごみを堆肥化しましょう。

(補足)上記はあくまでも目安です。それぞれの大きさや素材によって重さは変わります。

生ごみ処理機器購入費補助金制度をご利用ください

家庭から排出されるごみの減量対策として、生ごみ処理機(電気式)または生ごみ処理容器(コンポスト等)を購入した方に、購入費用の一部を補助しています。

関連情報

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環境経済部 総合クリーンセンター
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