水道のしくみと管理区分

更新日:2024年02月07日

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水道のしくみ

水道のしくみを説明したイラスト

給水装置はあなたの財産です

 道路の下には、水道施設から水を送るための配水管が埋まっています。この配水管から各家庭に引き込まれているのが給水管です。一般住宅の水道とマンションやビルの水道では給水管からの先のしくみに違いがあります。

一般住宅の水道

 各家庭に引き込まれた給水管と止水栓、量水器(メーター)、蛇口などの器具を「給水装置」と呼びます。配水管は、上下水道部の資金で設置や維持管理を行いますが、給水装置は所有者の皆さんがご自分で費用を負担して設置した個人の財産です。そのため家庭の給水装置は、所有者の皆さんがご自分で管理していただくことになります。
 また、敷地内の水道管が老朽化すると漏水の原因となり修理の費用だけでなく多額の水道料金の請求が発生する事もあり、早めに新しい管に取り替えたほうが費用も安く済みます。

マンションやビルの水道

 中・高層のマンションやビル等は、水道水をいったん貯水槽(受水槽)にため、そこから各家庭や事務所に水を送っています。このような水道では、給水管から貯水槽に水を入れるところまでが「給水装置」とされ、貯水槽や高架水槽は、「流末装置」と呼びます。

排水管から貯水槽、そこから建物への水の流れを表したイラスト

管理区分

道路部分の水道管

公道部分

 配水管・配水管からの分岐部分から最初の止水栓(仕切弁・乙止水栓)までは、上下水道部が管理しています。

私道部分

 配水管からの分岐部分から最初の止水栓(仕切弁・乙止水栓)までは上下水道部が管理しています。それから先が皆さんの管理になります。(所有権の境界は公道と私有地の官民境界になり、管理区分の境界とは異なります。ただし、水道管埋設時に上下水道部で材料を支給したものや上下水道部に寄付された水道管は上下水道部の所有・管理になります。)

私有地内の水道管

 配水管からの分岐部分から最初の止水栓(仕切弁・乙止水栓)までは上下水道部が管理しています。それから先が皆さんの管理になります。(所有権の境界は公道と私有地の官民境界になり、管理区分の境界とは異なります。)

貯水槽(受水槽)

 私有財産ですので、所有者の皆さん(個人・管理組合等)で管理するものです。

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上下水道部 水道施設課
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡1-16-1
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