⼊間市役所では、⼊間市に住むたくさんの市⺠のために、市⺠の皆さんからいただいた税⾦をもとに、ごみの収集や⽔道、道路の舗装など、暮らしを⽀えるたくさんの仕事をしています。この市役所のリーダーが市⻑です。
しかし、その仕事やお⾦の使い⽅を市⻑や市役所だけで決めてしまってもいいのでしょうか。その仕事やお⾦の使い⽅をチェックしたり、してほしい仕事を決めたりするのが⼊間市議会の役割です。
市議会には市⺠の代表である「議員」がいます。この議員と市⻑は、4年ごとに「選挙」で選ばれます。市⻑は市の仕事やルール、お⾦の使い⽅を決めて議会に提案します。この提案を「議案」と⾔います。議会は提案された議案について話し合い、賛成や反対を決めます。これを分かりやすくすると下の図のようになります。

市議会には法律で決められた権利があります。市⻑から出された議案をどうするか決めることができるのもその権利の⼀つです。その他にも、市役所の仕事について調べたり、国に対して意⾒を出したりと様々な権利があります。
3⽉、6⽉、9⽉、12⽉に⾏われる会議を「定例会」と⾔います。提案される議案は市の仕事やルール、お⾦の使い⽅などです。議員は議案の説明を受けて質疑します。また、税⾦や道路、学校など、それぞれの分野に分かれて会議を開きます。これを「委員会」と⾔います。定例会の最後には、議案について賛成か反対か採決して議決します。

⼊間市議会は22⼈の議員がいます。議員は市⺠の代表として選挙で選ばれ、定例会や委員会に出席するほか、⼊間市について調査をしたり、市⺠の相談を受けたり様々な仕事をしています。入間市議会の議員選挙は、25歳以上で入間市に住んでいる人が立候補することができます。

市⺠の皆さんの意⾒やお願いを聞いたり、相談を受けたりするのも重要な仕事です。それをもとに、定例会の中で⼊間市の仕事について広く聞く「⼀般質問」をしたり、市⺠からの意⾒やお願いについて話し合ったりします。この意⾒やお願いを「請願（せいがん）」、「陳情（ちんじょう）」と⾔います。

定例会や委員会の様⼦は、どなたでも⾒ることができます。また、会議録のほか、たくさんのメディアで議会の活動をお知らせしています。

入間ケーブルテレビ

チャンネル 111チャンネルあい

放送時間 議会当日の午後6時から放送

エフエム茶笛

チャンネル 77.7MHz

放送時間 議会当日の午後10時から放送

市議会のことが分りましたか︖⼊間市を暮らしやすいまちにするために市役所と議会はあります。ですが、何よりも⼊間市に住んでいる皆さん⼀⼈⼀⼈が重要な存在です。⼊間市をより良いまちにするためには、皆さんが⾃分の意⾒や気持ちを伝えること、決められたルールを守ることが⼤切です。

このページを編集した冊⼦を配布しております。学習などにご活⽤ください。