令和7年度(第30回)入間市技能功労者表彰

更新日:2025年12月03日

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入間市では、30年以上にわたり技能の練磨に励み、後継者の指導育成に努め、地域産業の発展に貢献された方々を、毎年表彰しています。

目的
その道一筋に何十年もの間仕事に打ち込んできた技能者は、地域産業の発展に大きな役割を果たしてきました。しかし、そうした方々の功労と労苦はあまり知られていません。そこで、これら技能者の功績を賛え表彰することは、技能者全体の誇りと栄誉であり、また、後進の大きな目標となるものです。

推薦の基準
市内に5年以上居住し、30年以上にわたり技能者としての経験を有し、現在もその職業に従事している者。(この制度の受賞者は除く。)

被表彰候補者の選定
技能・職能団体、商工会、自治会等の団体の推薦に基づき、市長が決定します。

表彰の方法
表彰は毎年1回行い、被表彰者には表彰状と記念品を授与します。

令和7年度は、8名を表彰しました!

全体写真

今年度の受賞者を紹介します!

滝澤 正浩氏(造園業・35年)

平成2年から家業の造園業に従事。平成27年からは経営者としても手腕を発揮しており同業者からの信頼も厚い。入間市造園組合に加入して以来、組合の事業などに率先して協力。姉妹都市のドイツ・ヴォルフラーツハウゼン市にある友好日本庭園の剪定作業にも参加しており多大な貢献をしている。
【受賞者コメント】
この度は入間市技能功労者表彰に推薦いただきありがとうございます。父から受け継ぎ現在に至ります。造園業は緑の空間の中で仕事をし、環境にも大変関係のある業種だと思います。これからも、経験を活かし、環境緑化に携わっていきたいと思います。

滝澤正浩

波多野 英明氏(建築業・44年)

父親が大工だったこともあり、建築業の道を志し研鑽を積む中で、社会に貢献したいと希望を持ち37歳で起業。以来、建築業界一筋で技術を磨き、老朽化していたジョンソンタウン地区の再生事業に施工業者として協力。現在まで27棟の再建に携わり、地域文化の保存と再生に貢献。また、地元志茂町で山車の舵取り役を務めるなど地域社会においてもその功績は多大である。
【受賞者コメント】
大変光栄に思います。これからも地域の皆さまのために貢献していく所存です。

波多野英明

森田 光彦氏(建築塗装業・43年)

昭和57年よりあらゆる場面の塗装工事を中心に建築工事に携わり、平成4年に1級塗装技能士を取得。現在は有限会社むさし建装の代表として、現場をこなしている。学校の耐震工事や、市内の住宅、倉庫、また店舗の工事も積極的に行っている。
【受賞者コメント】
この度、この様な光栄な表彰をされることに大変嬉しく思います。今後も可能な限り社会に対し、ご奉仕に尽くしていきたいと思います。

森田光彦

佐藤 達蔵氏(管工事業・35年)

平成2年4月に有限会社佐藤住設商会に入社。上下水道配管工事に従事し、その高い技術力を活かして市内において施工実績も多い。地域及び市民の上下水道設備の向上に尽力した功績は大きい。次世代の若い職人を現場で牽引し業界の発展に努めている。
【受賞者コメント】
高校卒業後、父が経営する水道工事の会社に入社し、現在まで入間市で上下水道の工事を行ってきました。まさかこのような表彰をいただけるとは思ってもいなかったので、大変うれしいです。今後とも入間市で上下水道の工事を通じで貢献が出来たらと思います。

佐藤達蔵

石川 正和氏(茶製造販売・33年)

平成12年から家業の製茶業に従事。茶園管理や製茶、小売りを行っている。狭山茶の名声を高め、地域に貢献できる製茶業を目指し、各種狭山茶関連事業へ積極的に協力している。また、後進の指導育成にも尽力している。現在は、入間市茶業協会の副会長兼会計を務めており、市の茶業振興をはじめ、小学校PTAなど地域活動にも大きく貢献している。
【受賞者コメント】
本日表彰に当たりまして、感謝の気持ちでいっぱいです。私は、茶業に携わること33年になります。お客様においしい狭山茶を飲んでいただきたく、日々精進しております。また、狭山茶がより多くの人に知ってもらえるよう努力していきたいと思っています。

石川正和

大場 治氏(金型設計工・41年)

昭和59年より金型設計工として業務に従事し、金型設計技術を習得したのち、株式会社狭山金型製作所にて長年にわたり微細精密プラスチック金型の設計工及び経営者として活躍している。常に技術の研鑽を怠らず、業界の最前線で高い技術力を発揮しており、各種表彰を受けその実績が認められている。設計における創意工夫や後進の指導にも力を注ぎ、地域産業の技術向上に大きく貢献している。
【受賞者コメント】
この度は、入間市技能功労者表彰の栄を賜り誠にありがとうございます。金型及びものづくり業界発展のため、今後も新しいことに挑戦し、優秀な人材育成に努めてまいりたいと思います。

大場治

鈴木 武弘氏(畳職・30年)

平成7年より家業の畳業に従事し畳製作全般の技術を磨き、2級畳製作技能士、2級建築施工管理技士を取得。卓越した技術を生かし、伝統的な畳から近年の畳まで対応し取引先や同業者、お客様からの信頼も厚い。市内の小学校の放課後教室で子供たちに畳の小物づくりを提供したりイベントや祭りに積極的に参加し畳文化の継承に努めている。また、災害時の避難所や仮設住宅に赴き復旧、復興に尽力した。埼玉県畳業組合では副理事長を務め業界の発展に貢献している。
【受賞者コメント】
本日は表彰していただきありがとうございます。日本文化の象徴の一つである畳を後世にまで残せるように、また、畳の良さを知っていただきたいと思い、今後も頑張っていきたいです。

鈴木武弘

川窪 照雄氏(クリーニング業・51年)

昭和49年よりクリーニング業に従事し、入社4年目にクリーニング師の資格を取得。染み抜きを含むクリーニング業務全般において、細部にまで妥協を許さない姿勢と誠実な人柄が反映された丁寧な仕事ぶりが特長である。長年の経験に裏打ちされた確かな技術力により、その仕上がりには高い評価が寄せられ、現在も遠方から多くの顧客が訪れている。
【受賞者コメント】
クリーニングを頑張ります。

川窪照雄

 

 

PR TIMESでも表彰者のコメントが掲載されています。

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環境経済部 商工観光課
〒358-8511 埼玉県入間市豊岡1-16-1
電話番号:04-2964-1111(代表)
ファクス番号:04-2965-0232
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