原発事故に伴う博物館施設の空間放射線量の測定結果について

更新日:2023年03月31日

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 簡易型空間放射線量測定器により、博物館施設の空間放射線量を測定しました。測定結果は別表のとおりで、日常生活に支障のない値でした。

1 測定の評価

測定値は、同時期に市内各施設で測定した数値と同程度となっています。

なお、国際放射線防護委員会(ICRP)による一般の人の平常時の放射線量の限度(自然放射線等を除く)は年間1年あたり1ミリシーベルト以下であり、今回の測定値を基に年間の放射線量を計算した結果、限度を下回っています。

2 測定方法等

  • 測定者 市職員
  • 測定機器 堀場製作所製 環境放射線モニタ PA-1000 Radi(ラディ)
  • 測定位置 各測定場所の地表から高さ50センチメートル及び100センチメートル
  • 測定方法 測定器に表示される指示値を10秒ごとに5回読み取り平均値を算出

3 年間換算値の計算式(簡易な試算方法)

(測定値[1時間あたりのマイクロシーベルト]×8時間[屋外]+測定値[1時間あたりのマイクロシーベルト]×16時間[屋内]×0.4[屋内換算値])×365日÷1000[単位をミリに変換]=年間換算値

(注意)屋内換算値とは、屋内での放射線被ばく量は屋外に比べて40%になるとされており、計算上では0.4となります。

茶室前池付近100センチメートルの計算例

{(0.033×8)+(0.033×16×0.4)}×365÷1000=0.173448約1年あたり0.173ミリシーベルト

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